六甲おろしを唄いました。

2004年5月2日プロ野球

　今日も野球観戦に行ってきました。正直大阪ドームの牛さんも気になりながら体は一つしかないので、甲子園へ直行です。(何でデーゲームとナイターに分けてくれないんだろうか?私だったら二試合見に行くのに・・・)
いい天気に恵まれてかなり暑かったです。私自身もTシャツに【47 ITOH】と書かれたナンバージャージを着ての観戦になりました。恐らく53000人の観客が入っていますが、47番のナンバージャージを来ているファンは5人もいないんでしょうね。(私の記憶では神宮球場で1名だけ見ました)　恐らく、甲子園近辺で【47 ITOH】と書かれたナンバージャージを着た180cmくらいのひょろっとした若者がいれば恐らく私です。気軽に声掛けてください。

　さて、試合ですが初回に檜山さんがらしさ満開のチャンスに初球ポップフライで嫌なムードでしたが、ジョージが目の覚めるような一撃でグランドスラムをぶちかましてくれました。いきなりの出来事でしたが打った瞬間の当たりにある意味感動しました。ジョージナイスバッティング。その後も藤本ッさんがつなぎのタイムリーを放ち追加点を重ねて行ったわけです。
しかし、鎌田投手はチョッと阪神に対して苦手意識でもあるんでしょうかね?バントをする為に打席に入っている下柳はんに対してまさかの死球を与えるお粗末振り。投手が投手に死球を与えるとはもうどうしようもない状態ともいえますね。聞くところによると対戦成績は昨年阪神に対して防御率6点台だったらしく今日の点数も納得できる状態でした。

　その後も順調に点を重ねていき、最後はルーキー桟原投手がしめて燕に3タテです。一昔前では信じられない光景のような気がしています。私が高校や大学生の頃はヤクルト戦は負けるイメージしかなかったので甲子園に行く事は少なかったんですよね。

　しかし、この3連戦を見ていて思い出した事は私も96年か98年だったかな?GWに横浜戦を甲子園で全て観戦しました。そして横浜相手に全て完封負けした事を・・・。3戦目の9回にノーアウトでチャンスがやってきましたが「どうせ点なんか入らんねん」といいながら見事に抑えられた記憶があります。今回の燕党の皆さんは連休の中甲子園まで足を運んで3タテをくらいました。3完封ほどひどい試合では無いですが、当時の私と同じような気持ちになられているのかもしれませんね。ファンとしては我慢の時です。お察しします。

　しかし、阪神ファンの質も大分と変わってきた気がしています。最近ファンになった人が多いんでしょうね。チョッと下柳はんが打たれだしただけで「ボケ下柳」という野次に変わる。まぁいろんな人の観戦スタイルがあるので一概に否定は出来ませんが、昔を知っている自分としては大量得点差でチョッと打たれただけで「ボケ下柳」とはいわなかったんですけどね・・・。まがいなりにも応援するチームの選手なんだけどね。
　ただ、相対的にマナーの良いファンが増えたような気がしています。歴戦の辛い時期を知らない人が多いのかもしれませんが、あの時の苦しみを知っているからといって何もファンとして偉い訳ではないです。ただ、直ぐに「岡田辞めろ!」だの暴言を吐くのはどうかと・・・。本当にチームに対しての愛情表現であったらまた違った事をいえるんじゃないのかななんて思っているわけです。

　横に座っていた若い女性の二人組みは最初から最後までリズムを合わせて応援していました。私もあれだけ一生懸命応援していた時代はあるんですけど最近はもっぱら試合を見る観戦スタイルに変わっちゃいましたね。また再び応援するスタイルに戻っても良いかもしれません。

　野球観戦期間は終了したので明日から何をしようかなと考えている今日この頃です。

　-以上-