今日はM-1グランプリの準決勝をなんばグランド花月にて観戦するために大阪へとんぼ返り。
今回も満員御礼の立ち見だらけの会場に入れた人としての責任として簡単にレビューをしたいと思います。

MCは田中直樹ではなく中田なおきさんです。7年連続のMCで、私的には近所の兄ちゃん感覚で見ています。
では、各コンビのレビューを書きます。合計33組の面白漫才師が出場されました。あと、素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
(私の10点満点評価もご覧下さい。)
手元で計測した時間も合わせて掲載していますが、それほど正しいわけではないのであしからずご了承願います。

審査委員(敬称略):澤田 隆治、かわら長介、元木すみお、本多正識、倉本美津留、前田政二、板井昭浩

・GAG少年楽団(吉本興業 大阪) 熱血教師 6.5点 約3分45秒
3回戦と同じネタですね。「国語辞典で漫才は2人でするものって書いてあるけどって」ツカミをいうトリオ漫才。
熱血教師が校舎の裏にいる不良を構成するネタ。でも実はそれほど不良ではないボクシングに打ち込む学生と喘息を患う学生。
拳で語り合うって教師なんて今はPTAから干されるんだろうな…。

・高校デビュー(吉本興業 大阪) 好きな歌6点 約4分10秒
こちらも3回戦とおおむね同じでしたが、ツカミはプリクラ手帳が満タンになったという強面君。
好きな歌は「ニコニコプン」の歌みたいでそのすばらしさを訴えていましたね。
後半部分からは「頭の悪いおっさんと交通量調査」なんて言葉や「お前の駅から家までYouTubeでさらすぞ」など良いフレーズがあり記憶に残りましたね。

・勝山梶(吉本興業 大阪) ドラマの俳優になりたい 6点 約3分50秒
2回戦でしたいたネタ。勝山の演技力を向上させる為にドラマで人が銃で撃たれたシーンなどを演じる。
「人がうたれたぞー!」って叫び声を上手に言えない様子。「オレも打たれたぞー!」は良かったと思いますよ。

・ゼミナールキッチン(吉本興業 大阪) 刑事ドラマ 6.5点 約4分05秒
刑事ドラマとかでよくある自分を犠牲にして人を助けるワンシーンの再現。
大体同じ話ですが、ネタの途中に相方の耳元で「今、照明消されたらびっくりするやろうな」っていうくだりは変わっていたけどね。
「桑田は回復した」っていう部分は個人的にGood!死に際の10回クイズ「紫色のヘルメット」の答えは聞いてみたいなぁという気持ちにさせられました。

・大脇里村ゼミナール(吉本興業 大阪) 電話vsメール 7点 約4分10秒
3回戦のネタと同じ。ただ、1分のびた分は色々な攻撃比喩の部分を長くしてましたね。
しかし河相我聞は皆さんのツボにはまったみたいですね。パケ放題をジェスチャーで表現する部分が沸点だった気がします。しかし、毎年芸達者だなと思わせられるコンビですね。

・モンスターエンジン(吉本興業 大阪) お化け 6.5点 約4分10秒
不気味な旅館で金縛りにあうというお話。ただ、ツカミの部分で西森が緊張なのか噛んだりしていてリズムを作れず。
ちなみにお化けは暴走する仲居さんだったみたいですが、話の作り込み自体は流石に「にのうらご」時代からのストリー性が引き継がれていますね。
個人的には3回戦の「割に合わん!」っていうネタの方が良かったですね。

・まえだまえだ(松竹芸能) 子供卒業 7点 約3分40秒
先日エンタの神様に出演したと言われるこのコンビ。いやはや、黄色い声援飛びますね(笑)
基本的には同じネタでしたけど、ああいう子供が温暖化とか偽装問題を言いながら実は仮面ライダーの事が気になっているっていうのはギャップがあって面白いですね。
しかし、松竹芸能はこのちびっ子をどう育てるのでしょうね?

・ハム(吉本興業 大阪) ヒップホップバトル 6.5点 約3分50秒
3回戦と同じネタ。のっぽでシャクレの兄さん。キャラだけで十分印象に残りますね。しかもツカミでまえだまえだのこと触れていたしね。
ラップでいろいろ悪口いうんだけど、ボケ担当よりも突っ込みののっぽでシャクレの兄さんが「ス」がうまく言えない。常に「シュ」になってしまう感じ。スラスラとかもシュラシュラというので、観客はそればかり気になりという感じだったのですが、会場がNGKとデカすぎたのでうまく伝わりきってなかったですね。
。まぁある意味癒し系の芸風でしたね。多くの人に知ってもらい芸人である事は間違いないです。

・ソラシド(吉本興業 大阪) リズムに合わせて 5.5点 約3分30秒
3回戦と同じネタで、ツカミはクレラップのCM変え歌。10回クイズからリズムに合わせてっていうネタ。
少し辛口ですが、このネタでは決勝戦なんか無理だと思いますよ。まぁこれ以上は書きませんわ。

・span!(吉本興業 大阪) ビデオレター 6.5点 約4分05秒
東京で頑張るツトム君へのビデオレター。5歳の子供がマコト君担当で、ビデオレターに映りながら怪獣ゴッコを仕掛けてくる。
その後は二人で舞台上で怪獣ゴッコを展開して楽しそうな感じになりましたね。ただ、少しバタバタしているような舞台になった印象はぬぐえないです。

・キングコング(吉本興業 東京) 服屋の店員 7点 約3分45秒
服屋の店員になりたいという設定からのコント。ボケる店員って感じやね。
久々に漫才を生で見ましたが、面白いですね。ただ、キンコンらしさのアクティブな動きとかが少なかったようにも思えます。ちょいちょいハイタッチするのは盛り上がっていましたね。
舞台上を大きく使っていた事は良い事だなぁって感じました。やっぱりテレビに出演が多い芸人だから黄色い声援も良く飛びますね。

・はだか電球(吉本興業 大阪) 同時通訳〜ブラックバス〜 6.5点 約4分03秒
アメリカ大統領のスピーチを同時通訳する設定のコント。
とにかくまともなスピーチの途中にちょいちょい、ブラックバスの件はあやまりたいって感じ。でも理由は言わない。とにかく「ブラックバスの件はあやまりたい」というフレーズを連呼する。
最終的にはちょいちょい日本語が混じってくるというのがまたおもしろかったですね。まぁいろいろとアプローチをするはだか電球は今後も期待してますよ。

・ヒカリゴケ(松竹芸能) 野球 5.5点 約4分05秒
野球のやり方などを説明するコント。3回戦と同じネタでしたね。
野球部の監督がアドバイスするネタ。色々自由なコントをしていましたね。光が集まるところが蛾です。不安になるという月収3万円という言葉じりは妙にリアリティーがありましたね。
モスバーガーに無農薬のレタスを販売したいというのは想像したらおもしろかったです。

・志ん茶(アマチュア) サザエさん 6.75点 約3分40秒
サザエさんに出演してみたいというネタ。アナゴさんのモノマネをしながらいろいろしてましたが、よくサザエさんを描写しているなぁって印象をもてましたね。
例えば、サザエさんで流れるBGMとかもきっちり再現してましたしね。しかもアナゴさんのモノマネが良く似ているんですよね(笑)
生で見れてとてもよかったです。

・アジアン(吉本興業 大阪) 寝れない→川柳7点 約3分57秒
夜に外がうるさくて寝れないっていうネタやね。なんか緊張しているような様子を感じましたけど、川柳のくだりに入ってからはリズムを掴んでいたような感じですね。
夜寝れないのは頭を使っていない証拠→だから川柳を考えろ!って流れ。ブラジャーとめがねは無限大という言葉がとても印象に残りましたわ(笑)

・鎌鼬(吉本興業 大阪) コンビニ立読み 7点 約4分00秒
コンビニで立ち読みしている人が邪魔で困るという設定のネタ。
漫画読んでいたり、モーグルしたりと一通りボケた後に今度は大声で叫びはじめるって感じでしたわ。
イマジンとイソジンを間違えて歌ったのは良かったですね。

・ギャロップ(吉本興業 大阪) 映画のシーン 7点 約3分40秒
みんな生えすぎちゃう?ってツカミはもう鉄板ですね。
アルマゲドン的な映画のワンシーンをしたいというネタで、地球を守るために立候補するネタ。
宇宙船に乗る自動ドアのシーンでボケまくり。それと複合してヒナ鳥みたいな描写の併せ技が良かったね。
宇宙船のバムーは記憶に残っていますよ。

・麒麟(吉本興業 大阪) 通販番組 7.5点 約3分46秒
通信販売の番組をしたいというネタに入る前に川島の財布から2万円がなくなっているという事件をあわせて展開していきましたね。
「羽毛布団に鶏肉をつけて」とか「嘘つきは田村のはじまり」などしか覚えていないね。
結局2万円の行方を伝えたところでオチでしたが、ちょっと印象に残る部分が少なかったね。

そろそろ文字数の加減でその1終了します。
続きはその2に続きます。

-以上-

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