今月末で会社を辞める後輩が「今日飲みに行きましょう!」と誘ってきたので、折角だからいろいろお話しできるようなお店へご案内。
とはいっても石鍋亭のモツ鍋なんですけどね。
彼は、私が会社説明会をしてそのまま弊社に入社したので、私の説明が良かったのかそれとも他の要因があったのかわかりませんが、まぁ何らかの影響は与えていたことは確かです。
会社説明会で私に対して鋭い質問をしてきた事を昨日のように覚えております。(あの眼光は鋭かったからね)

鍋をつつきながら色々お話が出来ました。

彼は「同業他社に転職するので、ここまで育ててくれた会社に対して申し訳ない気持ちがある。だから送別会は辞退したい」というような律儀な事を言ってました。
何やら入社時に約束した事に背く自分が嫌だったみたい。でもそこは会社に残る先輩として軽く助言してあげました。「君は会社に入って今までしっかり働いたんだよ。その上で、君のビジョンと会社の方向性が変わったわけで今回やめるわけだから、気にしなくていいのよ。今までしっかり働いたという部分に対して胸を張ったらいいんだよ」って言ってあげました。

その後も今の会社に対する期待度や不満などを多く語り、改善できる部分を会社に残せたらという気持ちがあるようです。
いやはや、こういうのは縁だから仕方ないのかなぁって思いながらも今後も良き先輩として見本になれたらと思っている次第です。

まじめな話もそこそこし終えたらその後は別の店で飲みなおし。
ファミコンしたり、馬鹿話したり。気がつけば終電タイムになってお開きに。

最後去り際に真正面から「今まで本当にお世話になりました。ありがとうございます」と繁華街のど真ん中で感謝の言葉を言ってくれました。
彼のこの真っ直ぐな気持ちが非常に心にしみた去り際でした。

その時は照れてちゃんと言えなかったけど心の中で言ってたよ。
「こちらこそ、君と出会えて良かったよ」

今月末には、笑顔で見送りたいと思う。

-以上-

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索