その1がありますのでそちらから先にお読み頂く事をお勧めいたします。

その1からの続きです。

・ダイアン(吉本)涙の話→失恋 7点 約4分00秒
たんすのカドで足をぶつけるネタから失恋した時に聴く音楽への展開。津田の細かなボケも意外と良かったと思える。「ネジやネジ、ネジ買うて来い!」のくだりは良いんだけどもう少し盛り上がれば・・・。

・千鳥(吉本)演技力 7.75点 約4分05秒
演技力をつけるためのコントでなかなか話が進まない。「おぬし」「あなた」「そち」と2人称だけであれだけ長い時間ボケ続けるのは千鳥の世界を披露できたように思える。会場も一体になるだけの演技力があったと思える。

・天津(吉本)脳内妄想メイド「ユミミ」 7.5点 約4分05秒
向の脳内メイド「ユミミ」とのやり取りを痛く再現するネタ。オタク漫才の典型的なネタと言える。途中で向のメガネが飛ぶほどのツッコミを食らっていた。最後の「萌〜!」は今年を象徴した叫びに感じられた。あとはオタクブームの風が吹けば・・・。

・とろサーモン (吉本) スカシ漫才 7.5点 約4分15秒
いつものようにある話題についてスカシを行う漫才。今日は学生時代に悪だったという話題。途中から久保田の逆襲編のような方向へ進んでいったけど、4分間に詰め込みすぎているようにも見受けられた。でも可能性は充分に感じさせられる力強さを感じた。

・なすなかにし(松竹芸能)なんやねんと思う事7.25点 約4分10秒
なんやねんと思う事をいろんなところへ発想を導きボケ続ける。「なんやねん」だけで会話が出来るんだという事を立証したところは非常にいい流れであったと思える。数年前の「玉出は安い」しかいってなかった頃からはかなり話術は向上していることが良くわかったが今年はまだ厳しいのではないだろうか・・・。

・ビッキーズ(吉本)危機管理 7.25点 約4分10秒
人間の危機管理能力の無さを指摘するネタ。途中から車でドーンという部分を連発していたのが、残念ながら客の心をつかみ損ねていたような印象がある。あの部分をもう一工夫あれば良かったんだろが・・・。

・ブラックマヨネーズ(吉本) 吉田が心配するネタ 7.75点 約4分10秒
吉田が物事を心配しすぎて小杉からの助言を素直にまっとうできないネタ。今回はボーリングネタであった。ボーリングのボールが上六から難波まで転がるやろ!とか爆笑のポイントは多くあったと思う。素晴らしいネタであったと思う。

・マラドーナ(吉本)音頭を作る 6点 約3分40秒
一気のいろんな音頭の仕方を連発していた。ハイジの曲でリズムに乗る部分は個人的に共感できた。ただ、何となくしか頭に残っていないあっさり味のネタだったようにも感じる。

・安田大サーカス (松竹芸能) むかつく事 6.5点 約3分55秒
2回戦よりかはやる気のあるネタだった。様々な日常の出来事でむかつく事をツッコミを入れていた。ただ、漫才としてのレベルは昨年のほうが個人的には好きである。最後のオチは意外性があったけどあれだけではどうにもならない。

・ランディーズ(吉本)女子やろ! 6.75点 約3分10秒
時計をはかり間違ったかもしれないが時間は結構早く終わった印象がある。何かと「女子やろ!」とお互いでツッコミの入れあいをするネタはヨソでも見たことあるけど、ランディーズがしたらまたある種新鮮ですね。

・りあるキッズ(吉本) チンピラ 7.25点 約3分45秒
たこ焼屋に因縁をつけるチンピラの設定。いろんな嫌がらせの仕方で困らせるのであるが、ディズニーランドやクレヨンなど最後の1分過ぎからは隙間が無いほどボケの連発で個人的には満足した。

・レギュラー (吉本)部活→遭難 7点 約3分50秒
西川君がワンダーホーゲル部で山に登山へ行き、遭難するネタ。途中で「お前とはウマが合わん」と言いながらネクタイを捲し上げる姿が印象的であった。あとはほのぼのした漫才でありました。

・ロザン(吉本)宇治原の賢さアピール 7点 約3分20秒
3回戦の宇治原の賢さアピールの続編。菅ちゃんは「すごいやん」としか言わないようにしていた。途中から宇治原が菅ちゃんを色々と罵るような部分も同じであったが、一人で暴走する姿はまぁ新しいロザンの芸風を垣間見えた感じ。今後どんな漫才をしてくれるのかある意味楽しみでもある。

・笑い飯(吉本)下駄箱で靴が無い 8点 約4分10秒
「周知の事実」というフレーズがまず頭に残った。その後は、下駄箱の靴を隠されるというボケの連発。かなりのテンポでWボケを完成させていった。この調子で昨年のリベンジを果たせるか?まだ、隠しネタを持ってそうな気がするのは私だけか?

というわけで、32組のレビューをさくっと書きました。本当に面白かったですわ。
恐らく今ごろは8組の芸人さんが決勝進出という情報が流れていると思いますが、私自身が選ぶ8組は以下の漫才師になりました。どれだけ当たるか分かりませんが、一応生で見た印象度で選んでます。

・笑い飯
・麒麟
・千鳥
・タイムマシーン3号
・チュートリアル
・ザ・プラン9
・ブラックマヨネーズ
・品川庄司

補欠 (個人的に悩んだ人達ね)
・アジアン
・南海キャンディーズ

さぁあと6時間後には記者会見があるらしい。どんな結果になるんでしょうかね。気になるところです。

-以上-
 新幹線のワゴン販売で5年ぶりくらいにホットコーヒー頼んだら味が変わった気がしたけど、電車マニアの人ご存知ですか?絶対変わっていると思うと主張したい今日この頃です。
 さて今日のブログは当然、M-1準決勝大阪大会の観戦レビューです。四の五の言わず見てってください。昨日のルミネと今日のNGKの中から8組の決勝進出者が選ばれるわけです。ここまで残っている事が既に凄い事だから誰が選ばれてもおかしくないと思います。

 MCは当然のごとくミスターM-1こと中田なおきさんです。NGKの舞台だから多少緊張してましたね。

 では、各コンビのレビューを書きます。今日は合計32組の面白漫才師が出場されました。あと、当然のごとく素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
 私の10点満点評価もご覧下さい

 今回は手元の私の腕時計で概算時間も計測いたしました。ほとんどあてにならんけど参考にしてください。

・バルチック艦隊(NSC)坊主だらけの運動会 6点 約3分50秒
3回戦と大体同じネタ。補欠合格であったけど面白かったと思う。1分伸びた分は、一般人を剃髪する競技を追加していました。まぁそのうちバッファロー一門のはしくれにいそうなビジュアルですよね。

・天竺鼠(吉本) 群馬 6.5点 約3分50秒
ツカミはある程度変えてきていたけど、大体のネタの構成は同じ。「のっぺらぼう」より「ぬらりひょん」が私は好きであるんだけどね。あと、ショートコントを栃木から群馬に変えたのはあまり効果が無かったのかも。関東では何処の県を言うつもりなんだろうか?ちなみにオチの部分を少し慌てていた気がするのが残念である。

・ヘッドライト(吉本)母への手紙 7.25点 約3分55秒 
母への手紙をどんどん省略していきボケを連発するネタ。3回戦と同じ発想であるが中身は変わっている。ツッコミの町田の勢いはあった。会場は大いにあたたまったと私は感じた瞬間である。

・ベリー・ベリー(吉本)ゲーセン 6点 約4分00秒
3回戦のネタをほぼいじらず。バイオハザードのくだりでゾンビがGLAYテルの避け方をした瞬間は大爆笑でしたね。ただこの流れが続かなかったのも残念です。

・NON STYLE(吉本)イキリの話 7.5点 約4分00秒
ベストイキリストの井上を石田がいじくりたおすネタ。井上はかっこつけ専門学校のイキリ学部ナルシスト課を卒業しているという感じで耳に残っている。冷たい視線で低音火傷や体系がレゴブロック・ラスト勘違いなど最後の仕上げは凄く良かったと思う。あとは審査員がどう判断するか。ある意味見ものである。
・鎌鼬(吉本)サイドビジネス 6.25点 約3分45秒
ねずみ講と宗教が混ざったネタ。まぁ今までの予選とほぼ同じネタであった。輪廻転生というだけで我々のまわりは鎌鼬を思い出す事が出来るだけのインパクトは今年頂戴できた。

・ゼミナールキッチン(吉本)麺の湯きり方 5.75点 約3分55秒
ラーメンの湯切り網を常に使ってボケ続けていました。まぁ簡単にいえば3回戦と同じ。多少ボケを引っ張っていたけど、有効に1分間を使えていなかったのが残念無念。

・学天即(アマチュア)葬式 7点 約3分50秒
この人たちは、アマチュア?セミプロ?少し調べれば分かるんだろうけど、ことごとく私の心のお笑いスポットにパスを出してくれる。今日なんか天龍源一郎とか出てきたけど、どれだけの人に伝わったのか?あと、火葬場の火力についてのやり取りが最高沸点の瞬間だったと思われる。今後の活躍に期待したいところである。

・にのうらご(吉本) 投球フォーム 6点 約3分35秒
個人的にダークホースに上り詰めると期待していたのであるが、2回戦の出来は軌跡だったのかもしれない。残念ながら投球フォームのネタでは奇跡が最大限に生かされていないと思われる。あのネタをして負けたのなら納得は出来るんだけど・・・。

・オジンオズボーン(松竹芸能)おかん 6.5点 約3分50秒
おかんの特徴から子守唄へ展開されて最後はお得意のヒップホップ漫才へ。これで以上のネタを見たことは無い。しかし松竹の固定客がいてたけど不自然な笑いは無かったです。

・変ホ長調(アマチュア)負け犬 6.75点 約3分30秒
ODAさんの相変わらずのたんたんとした漫才。田村亮子は「気合で子を授かった」様子で、「気合」が重要であると言っていた。今後の活動拠点はどういうフィールドになるんだろうか・・・。フリーでライブとかしたら結構席は埋まりそうな気がします。

・青空(吉本)女っぽい 6.5点 約4分10秒
小倉優子の真似をしながらぶりっ子でネタを構成している、個人的には「上宮太子」と言った瞬間が良かった。種田の打撃フォームは方向が逆である事を気がついている人はどれだけいたのか?

・アジアン(吉本)優柔不断 7.25点 約4分05秒
2択問題で「どっち?」と迫られる事を優柔不断な判断にならないように訓練するネタ。連続したボケが良かったのであるが、多少単調な展開になったのが少し退屈だったのが残念である。

・イシバシハザマ(吉本)シャバダバ劇場 7.25点 約3分40秒
シャバダバ劇場のショートコントの連発。F-1で選挙カーとか日本のほんの問うの昔話やチアガールの洗車等笑える要素は多く持っていた。

・ザ・プラン9(吉本)RPG 7.5点 約4分20秒
3人組のパーティで戦うRPG。浅越はナレーターをしていた。とにかくスライムの攻撃が強い事と九九を取り混ぜた展開は良かったと思う。あとは5人漫才をどう評価するだけのようにも思えた。

・ジパング上陸作戦(吉本)英語 7点 約4分25秒
ネタとしては、充分外国人の特徴を生かしているのが成長した証といえるでしょう。しかしうまい棒をいつまで「デリシャスバー」と言い続けるんでしょうね。カバに噛まれた時の英語訳がポイントとしては良かったと思う。

・スーパーZ(吉本)羊 7点 約4分20秒
3回戦とほぼ同じネタであるが、1分の時間をうまく利用して町娘が一人崖からというくだりと「老人と少年」の部分はしっかりとアクセントになっていたと思う。山羊はいつ聞いても最高ですね。

・ストリーク(吉本)理想の女性→結婚式 7.25点 約4分00秒
敗者復活が神宮球場という事でテンション上がりすぎ(笑)理想の女性が古田に近かった。その後結婚式のネタになるんだけど、野球を知らん人にはわかりにくい細かなボケを連発していた。「ジャイアンとスネオ」を「ジャイアンツのツネオ」と勘違いしたのは多くの人にもわかる大衆的なボケであったと思う。

そろそろ文字数の加減でその1終了します。
続きはその2に続きます。

-以上-

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