会社の先輩の配慮で今日見る事ができました。

 優勝は「ほっしゃん。」でしたね。

 簡単に私なりに振り返ります。

 ちなみにR-1ぐらんぷり決勝を見た人向けですので、細かい説明は端折ります。各芸人さんの点数などは公式HPや他のブログを参考にしてください。

意見1.放送時間
 放送時間枠をどうにかできないのか?というツッコミ。
日曜日の夕方なんか普通若い世代はテレビなど見ない。お外に出かけ取る筈。これでは視聴率は取れんだろう。

意見2.審査員
 昨年よりかマシな審査員だと思うが、点数が非公開なのがいただけない。M-1のように公開することで責任を持った審査が出来るのでは?またコメントが番組を間延びさせた。

意見3.ネタ順
 恐らく出たとこ勝負だったんでしょうね。だから長州小力が第一試合トップバッターでしたから。ここは公正な部分という意味で評価できる。

意見4.各メンバーのネタについて
 ・長州 第一試合で緊張しながら良くやったでしょうね。個人的にはパラパラしてほしかった。

 ・ネゴ 準決勝と一緒。「台形」が良かったです。

 ・あべ 相変わらずウザイ。でも2003年M-1決勝スタジオで前説して以来、一目はおいてます。

 ・友近 自分のしたいネタをしてましたね。客はついてこれなかったのかもね。自らの世界を突き進む女ピン芸人。私はこの芸風が好きですよ。

 ・ヒロシ 新ネタ。会場・審査員・視聴者はお決まりの「ヒロシです」を期待していた為、肩透かしな印象。大舞台を新ネタで勝負する心意気は良いですね。

 ・ほっしゃん。 15年のベテランの味。「ルーマニア」はツボに入りました。

 ・中山功太 準決勝と同じネタ。個人的には予選で一番良かったが、TVではあの面白さがうまく伝わらなかった印象。ネタは生き物。改めて考えさせられた。

 ・井上マー 尾崎豊ネタ。声が良く出ていた印象。一度生で見てみたい。

意見5.順位
 審査員が決めたから別に異論は無い。出来レースとか言われん為に点数を公開にしたほうが良い印象。

意見6.大会名称
 R-1のRは「落語」の筈。この際「P-1ぐらんぷり」のP「ピン芸人」にしたらいいのでは?

 まぁこんなもんでしょうか?

 来年この大会がどういう形で生き残るのか良く方向性が分かりませんが、是非とも継続してほしいものですね。

 甚だ簡単ですが、こんなとこで。

 -以上-
最近のチョコバット 15打数2安打 内訳  ヒット2本
            通算263打数17安打 打率.0646 4本塁打
            イチロー記録まで あと245本


ヒットを打つコツを掴んだかもしれません。

-以上-
そろそろ12球団戦力分析をしようかと思っております。
その前にまずは大阪近鉄バファローズの移籍情報と昨年の11月に実施された分配ドラフトの情報を整理いたします。

■大阪近鉄バファローズを去る選手■

【引退】
・加藤伸一     →評論家
・赤堀元之     →オリックスBs投手コーチ就任

【自由契約】
・関口伊織     →楽天で打撃投手に転身
・戎信行      →現役続行を希望
・根市寛貴     →楽天へ移籍
・藤崎紘範     →楽天へ移籍 
・永池恭男     →楽天へ移籍
・松田匡司     →一般の会社に就職
・ヘクター・カラスコ 
・ラリー・バーンズ
・マリオ・バルデス

【FA移籍】
・大村直之 →ダイエー(現ソフトバンク)へ移籍

【分配ドラフト】
オリックスBsに移籍する選手達
[投手]
・岡本 晃・香月良太・山本省吾・岩隈久志・高木康成
・谷口悦司・阿部健太・宇都 格・宮本大輔・近藤一樹
・栗田雄介・吉川勝成 
[捕手]
・的山哲也・鈴木郁洋・横山徹也
[内野手]
・中村紀洋・水口栄二・三木 仁・阿部真宏・山?浩司
・北川博敏・筧 裕次郎・中本和希
[外野手]
・下山真二・坂口智隆・吉良俊則・大西宏明・井戸伸年

合計 28名

楽天ゴールデンイーグルスに移籍する選手達
[投手]
・川尻哲郎・山村宏樹・有銘兼久・福盛和男・愛敬尚史
・高村 祐・矢野英司・小池秀郎・朝井秀樹・吉田豊彦
・佐藤和宏   
[捕手]
・藤井彰人・新里 賢・近澤昌志・長坂健治
[内野手]
・吉岡雄二・高須洋介・前田忠節・山下勝巳・坂 克彦
・星野おさむ
[外野手]
・森谷昭人・益田大介・礒部公一・鷹野史寿・川口憲史
・牧田明久

合計27名

■オリックスブルーウェーブを去る選手■

【引退】【自由契約】はオリックスBsにて記載いたします。

【分配ドラフト】
オリックスBsに移籍する選手達
[投手]
・歌藤達夫・柴田誠也・加藤大輔・山口和男・小川裕介
・川越英隆・ユウキ・岩下修一・マック鈴木・大久保勝信
・相木 崇・野村宏之・松村豊司・萩原 淳・本柳和也
・山本拓司・塩屋大輔 
[捕手]
・日高 剛・吉原孝介・前田大輔・上村和裕・長田 勝
[内野手]
・後藤光尊・福留宏紀・塩谷和彦・平野恵一・塩崎 真
・五島裕二・牧田勝吾・嶋村一輝・菊地俊夫・玉木朋孝
[外野手]
・村松有人・谷 佳知・肥田高志・相川良太・早川大輔
・迎祐一郎・由田慎太郎

合計39名

楽天ゴールデンイーグルスに移籍する選手達
[投手]
・金田政彦・谷中真二・戸叶 尚・小林 宏・小倉 恒
・徳元 敏   
[捕手]
・高橋浩司
[内野手]
・斉藤秀光・大島公一
[外野手]
・佐竹 学・竜太郎・小島昌也・中島俊哉

合計13名

■感想■
 12球団の戦力分析をする上で一番はじめに見たくない現実を見つめる為に「分配ドラフト」から振り返ってみました。じっくり見た事なかったのですが、分配ドラフトでBW→GEに移籍する選手は13人しかいないんですね。少し少なくて驚いています。しかし改めて感じた事は、もう「大阪近鉄バファローズ」というチームが無いんですよね。各選手様々な思いで今年のオフを過ごされたと思います。各選手皆さまの新天地でのご活躍を期待しております。また両球団のファンだった方々も忸怩たる思いで今年のプロ野球に接すると思います。私も気持ちの整理がはっきりしていない心境でありるのが本音であります。

 では、明日から12球団戦力分析をはじめます。
 ご意見などございましたらお待ちしております。

 -以上-
今日はセリーグ6位になった横浜ベイスターズの戦力分析です。

■ベイスターズを去る選手■

【自由契約】
・河原隆一  →スカウト転向
・富岡久貴  →西武へ移籍
・宇高伸次
・鈴木健之  →引退
・渡辺雅弘  →ブルペン捕手転向
・七野智秀  →社会人野球JFE東日本に移籍
・小川博文  →オリックス球団職員
・デニー友利 →マイナー契約で大リーグ・レッドソックス入りが決定
・ピート・ウォーカー
・スコット・マレン
・タイロン・ウッズ  →中日へ移籍

【トレード】
・中村武志  →楽天

■ベイスターズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ケビン・ウイット(内野手・3Aメンフィス)
・マーク・クルーン(投手・ロッキーズ)
・マイク・ホルツ(投手・3Aダーラム)

■ベイスターズに新入団する選手■

【自由獲得枠】
・那須野 巧 駒場学園〜日本大 22歳 投手 192cm 84kg 左投左打
 190cmから繰り出すMAX149kmの速球に定評があるが、三振を取るタイプではなく両サイドを丁寧につく投球で打たせて取るスタイル。変化球もスライダーでカウントを稼ぎチェンジアップやカーブで緩急もつける事ができる。先発型の投手であるが、1年目からフル回転できるかは甚だ疑問である。ただベイスターズになれた数年後には先発ローテに欠かせない投手になる可能性は十分秘めている。

【自由獲得枠】
・染田 賢作 郡山〜同志社大 22歳 投手 183cm 82kg 右投右打
 大学4年の春に完全試合を達成してからは、覚醒した右腕。ランナー無しでもセットポジションから投球するスタイルで140km前後の速球を投げる。変化球も多彩で、緩急を効かせて的を絞らせない。三振を取れるフォークボールも魅力的である。ただ、投球フォームに癖があるので、持ち味を消さずにフォーム修正が出来なければ苦労するだろう。課題をクリアすれば新人王も見えてくる筈。

【4巡目】
・藤田 一也 鳴門一〜近畿大 22歳 内野手 175cm 68kg 右投左打
 大学No.1の呼び声も高いショートの守備力。ただ、慣れれば手を抜く気質があるらしく大学時代の高学年になるに連れて失策数が増えたのが気がかり。能力は十分故に心理面が課題。打撃面は、大学時代に2度首位打者に輝いた事もあるミートセンスは十分。ただ、体力面での不安は拭えない。まずは焦らずに体格を大きくし精神面で成長をして土台が整えば、石井琢からポジションを奪えるだろう。

【5巡目】
・岸本 秀樹 平安〜近畿大 22歳 投手 188cm 83kg 右投右打
 剛球型の投手でMAX151kmの速球が持ち味。ストレートが力み高めに集める傾向があるが力強い球は打ちづらい筈。ただ、変化球には課題が多い。素質は充分あるので、まずはストレート以外の球種でカウントを取れるように成長すれば、大きく羽ばたける。あとは、プロの育成に期待したい。

【6巡目】
・石川 雄洋 横浜 18歳 内野手 180cm 78kg 右投左打
 昨年の甲子園でシュアなバッティングを如何なく発揮した持ち主。ただ、打撃に感しては、始動が遅くしっかりとしたスイングは出来ないだろう。この始動を修正する事が、まずは必要と思える。(それとも筋力を半端なく強くするか)打撃の軸はしっかりしているのでこのタイミングさえ克服すれば期待はできる。

【7巡目】
・橋本 太郎 大体大浪商 18歳 投手 183cm 80kg 右投右打
 球速は高校生レベルでは充分のMAX143km。ただ、変化球は平均レベルと言える。野球センスの塊と言うタイプではない印象。大学に進学したつもりで4年間トレーニングして見るのも良いかと思える。そこで、縦系の変化球と緩急をつける変化球の切れ味をあげる事で活躍する可能性が出てくると思える。

【8巡目】
・桑原 義行 日大豊山〜日大 22歳 外野手 180cm 86kg 右投右打
 東都大学リーグで首位打者経験があるアベレージヒッター。守備・走塁は特に問題なくプロレベルでも通じると思われる。当面は、金城タイプの外野手を目指して一軍定着を目指したい。

【9巡目】
・松家 卓弘 高松〜東京大 22歳 投手 184kg 80cm 右投右打
 史上5人目東大卒のプロ野球選手。オーソドックスなフォームで140km前後の速球を投じる。チェンジアップも良い。3年時に故障・怪我との闘いがあり十分にトレーニングできなかった事は痛い。才能は十分あるが、故障しない体力作りをする事が大前提。現状のままでは、辛いプロ野球生活が待っているかもしれない。いい意味で裏切ってほしい。

【10巡目】
・斉藤 俊雄 豊田大谷〜三菱自動車岡崎 20歳 捕手 180cm 74kg 右投右打
 高校時代から強肩・強打で知られていた捕手。高校通算47本塁打は期待ができる。社会人時代に活動自粛という辛さも経験した。あとはベイスターズで正捕手争いに挑むのみ。

※年齢はドラフト時の年齢です。
横浜ベイスターズの戦力分析見解です。
まぁこんな感じでしょうか?素人のくせに適当なこと書いているので、まぁ気にせずみていただければ幸いです。

■戦力分析■

3年連続最下位。05年は43歳の新監督牛島氏が就任。巻き返しを図る。

先発投手陣は、ハマの番長三浦を軸に左の吉見と昨年途中入団のセドリックは働いてもらわないと困る。次にルーキーコンビ(染田・那須野)のどちらかが充分実力はあると思えるので、最低一人は計算したい。そこで土居・吉川の旧自由枠コンビが当確を現す事と少しは楽になるだろう。あと、今年から中継ぎで活躍していた加藤武治を先発に転向させるプランもあるのでこの辺りからローテションは選ばれる見込み。またベテランの斎藤隆・若田部あたりも復活してくればひとまず連戦になってもやりくりはできるだろう。
中継ぎ・抑え投手は引退覚悟の大魔人佐々木と昨年佐々木不在時に抑えを経験したアゴ魔人門倉を後ろに構えさせる。そこまで繋ぐ中継ぎは「川村・土肥・木塚・山田」等が昨年通りの力に期待したいが疲労も気になるところ。そこで新外国人のクルーンもうまく実戦で試して結果が伴えば、セットアッパーにもしたいところ。ただ左投手不足は昨年から同じで稲嶺はある程度計算できるが、ホルツは未知数、森・岡本・飯田辺りから一人でも出てきてくれたら首脳陣も安心できるかも知れない。あとは、佐々木がどれだけ本来の投球ができるかが大切だろう。仮に満足な投球が出来なければ見限る勇気も必要である。

攻撃面は本塁打王ウッズが中日に移籍。その代わりには4番多村に期待したい。昨年の40本が「飛ぶボール」のお陰と言われない為にも名実共にスラッガーの道を極めてもらいたい。また、新外国人のウィットも3Aで本塁打王の経験もあるのでまだ未知数であるが、横浜の外国人選手の引き運は強いので期待はできるか?
内野手は石井琢を中心とし、内川を二塁で三塁を村田と種田で競う事になりそうである。そこにルーキーの藤田やヘラクレスのような体をした吉村、北川、木村も期待できるだろう。またイースタンの盗塁王野中も期待がかかるが、打撃力を向上させる課題もある。
外野手は多村・金城は確定したい。昨年活躍した佐伯を外野にするか一塁にするか悩ましいが、ウィットの出来次第で変動すると予想される。そこにかつての首位打者鈴木尚や松坂世代の古木・小池や田中充・田中一・ルーキー桑原なども若手も虎視眈々とポジションを狙っており、充実度は充分である。

捕手は相川で決まり。アテネでの経験が自信になっている。第二候補に小田嶋が攻撃的捕手として名乗りをあげたい。中村が楽天に移籍したので若手に充分チャンスがあるポジションと言える。

全体的に見て打高投低のチームの印象であったが、即戦力投手の加入と本塁打王の移籍、使用球の変更で少しチーム方針を変えてくると思われる。また昨年気になった5回までは活発な打線が、6回以降沈黙する原因不明の事態も解決しなければ接戦がものに出来ないと思える。その問題さえクリアすればリーグ1の打率を誇る打線故に心配はない。

ただ、投手陣は絶対的に左腕は不足しておりこの問題は将来的に深刻なものになると言える。昨年も同じ事を記載したが今からでも遅くないので左腕獲得をするべきだろう。
かつて日本一を経験したチームを新監督がどのように改革するのだろうか?少し見守りたいのもだ。

2005年2月23日

-以上-
今日は何かと昨年球界を騒がせて誕生した新生オリックスブルーウェーブじゃなかったオリックスバファローズの戦力分析です。
正直、分析なんかしたくないのですがどんなチームになったのか確認しようと思います。

■ブルーウェーブを去る選手■

【引退】
・進藤達哉
・三輪隆    →オリックスの一軍バッテリーコーチ就任

【自由契約】

・吉井理人   →宮古島でオリックスの入団テスト 結果合格
・山崎武司   →楽天へ移籍
・川口知哉
・嘉勢敏弘   →阪神で打撃投手に転身
・北川智規   →一般の会社に就職
・島脇信也
・副島孔太   →社会人野球・ゴールデンゴールズに移籍へ
・栗山聡    →社会人野球・松下電器へ移籍
・具臺晟    →メッツへ移籍
・トレイ・ムーア
・ジェイソン・フィリップス
・ルーズベルト・ブラウン
・ホセ・オーティズ

【トレード】
・岩隈久志 →楽天(金銭)
・上村和裕 →広島
・山崎浩司 →広島 

【ポスティング移籍】
・中村紀洋 →ドジャースとマイナー契約

■ブルーウェーブに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・カリーム・ガルシア (外野手・元オリオールズ)
・クリフ・ブランボー (外野手・韓国現代)
・ホセ・パーラ    (投手・メッツ)
・ジェルミー・パウエル(投手・近鉄)合併球団残留へ
・ケビン・バーン   (投手・近鉄)合併球団残留へ

【テスト入団】
・吉井理人(投手・オリックス) 再入団

【トレード】
・菊地原毅(投手・広島) 

【分配トレード】
 こちらを参照してください。
 http://diarynote.jp/d/40603/20050222.html

■ブルーウェーブに新入団する選手■

【自由獲得枠】
・金子 千尋 長野商〜トヨタ自動車 21歳 投手 178cm 75kg 右投左打
 オーソドックスな正統派右腕。MAX140km前半を投げ込む。変化球はスライダー・チェンジアップを中心に打たせてとるピッチングを心がけている。制球力は充分あるが、1・2年はファームで鍛えて縦の変化球などを中心にレベルアップが一軍への近道と言える。あとはオリックスの指導者次第と言える。

【2巡目】
・光原 逸裕 報徳学園〜京都産業大〜JR東海 24歳 投手 184cm 86kg 右投両打
 球速はそれ程速くないが、見た目以上に迫力を感じる。多彩な変化球で緩急をつけて打ちとる持ち味がある。ただ、球威・球速は少し即戦力レベルからは見劣る印象も否めない。制球力が高いだけに長所を伸ばしてプロの世界でブレークしたい。

【4巡目】
・町  豪将 城北〜JR九州 22歳 投手 184cm 88kg 右投右打
 速球でグイグイ押す投球が魅力的。インコースへも攻めるピッチングができる武器を持つ。近い将来先発ローテかそれとも守護神への期待はかかっている。

【5巡目】
・田中  彰 創価〜法政大 22歳 内野手 186cm 86kg 右投右打
 恵まれた体格を生かしてパワフルな打撃で、積極的に初球から狙い打つ。ただ腰を引き気味に早く回転させるスイングは改善要素である。ただ、この「腰の逃げ」がありながら今の打撃が実現している事は、貴重な存在とも言える。腰の回転が他のスイング動作と連動した時、一流選手選手になれるかもしれない。

 ※年齢はドラフト時の年齢です。
オリックスの分析なんか正直したくない。
でも1年に1度だけ野球の知識の棚卸の為だから仕方ないです。

■戦力分析■

合併して誕生したオリックスバファローズ。多くのファンを失い新たな門出になった。
投手陣が壊滅状態であったBWであったが、パリーグ3位の防御率を誇った大阪近鉄バファローズから12名の投手を獲得できた。だが、岩隈が楽天へ移籍した為誤算が生じる。
恐らく先発の柱になるのは、JP(パウエル)・ケビン(バーン)の猛牛助っ人投手陣。そこに続くのが川越・本柳といったあたりか?左投手として山本や高木なども期待したい。また相木・香月・阿部健太なども先発ローテを目指してくるだろう。これ以外に一番期待したいのが昨年初勝利を挙げた「近藤一樹」。大ブレークの可能性も秘めている。
中継ぎ陣は、吉川・歌藤を中心に宮本・加藤などが続く。そこに新外国人パーラーや復活を期する岡本・大久保なども虎視眈々と控えている。左投手としては、移籍の菊地原やワンポイント岩下などがいる。また抑え投手は、山口で決まり。今年も160km目指すとの事。球速にこだわりすぎてノーコンにならないようにうまく首脳陣がコントロールする必要がある。

攻撃面ではリーグ2位のチーム打率がありながら、勝ち星に恵まれなかった。そこに近鉄組が16名が加入した。まぁ四番打者は海を渡り、ここでも誤算が生じる。四番候補を新外国人に頼らざるを得ない。ブランボーは韓国球界で首位打者を獲得するなど確実性が売り。ガルシア長距離砲タイプ。外野の守備はチームNo.1の強肩で期待出来る。この二人が活躍すると打線が一変する。
谷・村松の実力者やスマイルボンバー北川などが脇を固める事ができる。また、水口・平野で二塁を競争する事で遊撃手争いも熾烈になる。塩崎・阿部真・後藤など内野手争いは壮絶なものになると言える。あと忘れてはいけない塩谷も健在である。ただブランボーを三塁で起用されたらどういう起用法になるのだろうか?
捕手は当面日高と的山の2人体制で安定感を求めたい。

本当にごたごたがあったオリックス。色んな意味でコメントしたいけど、ここは我慢します。少なくとも言える事は、また球団は一からのスタートと思うべきでしょう。すぐに優勝争いなどは出来ないにしても昨年までの投壊状況を打破すれば少しは、期待できるシーズンになるかもしれない。個人的には、選手は応援しますがチームの成績には興味がございません。

2005年2月24日

-以上-
今日はセリーグ5位になった広島東洋カープの戦力分析です。

■カープを去る選手■

【引退】
・瀬戸輝信      →1軍バッテリーコーチ就任
・朝山東洋      →3軍コーチ就任へ

【自由契約】
・鶴田泰       →中日で打撃投手に転向
・西川慎一      →現役続行希望
・横松寿一      →米球界挑戦へ
・矢野修平      →現役続行希望
・酒井大輔      →中日で打撃投手に転向
・西山秀二      →讀賣へ移籍
・アンディ・シーツ  →阪神へ移籍
・トム・デイビー
・クリス・ブロック
・マーク・ワトソン

【トレード】
・町田康嗣郎 →阪神(金銭)
・菊地原毅  →オリックス
・玉木重雄  →楽天(無償)

■カープに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・マイク・ロマノ(投手・3Aリッチモンド)   

【トレード】
・上村和裕(捕手・オリックス)
・山崎浩司(投手・オリックス) 

【移籍入団】
・福井敬治(内野手・巨人)

■カープに新入団する選手■

【1巡目】
・佐藤 剛士 秋田商 18歳 投手 185cm 84kg 右投右打
 秋田の大型投手。ボリューム感のある速球は本物と思える。そこにドロップ気味に曲がるカーブを投げれるフォームは、今後の伸びシロを感じさせる。ただ、多くの課題があることは否めない。フィールディング・牽制等の技術面はプロで鍛え上げる事が良いかと思える。初めの1年は、体力作りと肩を休めて将来カープのエースに君臨してもらいたいものである。

【3巡目】
・森 跳二 生駒〜関西外国語大 22歳 投手 184cm 84kg 右投右打
 阪神大学リーグで30勝した好投手。140km前後の速球と変化球を駆使して打者を打ち取る印象の強い投手。本人曰く特別な技術指導がなくこれだけの実績を上げたことは素質があると言えるのだろう。プロの指導者に導いてもらえれば大きな飛躍も期待できる。顔が「横浜佐々木」に似ていることから「赤魔神」で売り出す見込み。実力で「大魔神」を超えてもらいたいものである。

【4巡目】
・丸木 唯 輪島実 18歳 投手 181cm 73kg 右投右打
 まだまだ荒削りながらもMAX146kmの速球が武器の右腕。癖が無いフォームでカーブスライダーなどを持ち球にする。数年大学に進学したつもりでファームで鍛え将来に期待したい。

【5巡目】
・小島 紳二郎 国士舘〜国士舘大 22歳 投手 183cm 82kg 左投左打
 高校時代からドラフト候補として注目を浴びてきた左腕。ただリズム感や制球力に欠けている点が課題。速球は左腕としての逸材であるとは確かなので、技術的にレベルアップをすれば面白い存在になる筈。ただ、現状のままであると多少活躍するだろうが長続きは出来ない。

【6巡目】
・梅津 智弘 上山明新館〜国学院大 21歳 投手 191cm 85kg 右投右打
 球速は130km中盤という何処にでもいそうな投手。ただ、身長191cmのサイドハンドからは両サイドに変化球を散らす事が魅力的。また球の出所が見にくいフォームも打者にタイミングが取りにくいという点が優れている。ロッテの渡辺俊をイメージしてもらったらいいが、渡辺ほど活躍できるとは現時点では断言できない。ボールを速く見せる技術など細かい部分で打者が嫌がる技術を習得すればプロの世界で生き残れるだろう。
    
【7巡目】
・金城 宰之左 中部商 18歳 投手 186cm 91kg 左投左打
 高校時代は怪我に泣かされた感が強いが素材は充分。ストレートは135km程度であるが大きく曲がるカーブが武器になる。まだまだ発展途上の素材である事から、ファームで基本的なフォームを確立し基礎を固めればようやく戦力として計算できるだろう。焦らずに育ててくれる事を祈りたい。

【8巡目】
・田中 敬人 別府大付〜駒澤大〜JFE西日本 25歳 投手 185cm 76kg 右投右打
 昨年チームを日本一に導いた功労者。フォークを身につけて大きな成長を遂げた。綺麗な投球フォームからは145kmの速球とカーブ・シュート・スライダーと多彩な変化球を投げ込む。課題は筋力が不足気味な点。課題を克服して1年目から即戦力中継ぎ投手として活躍する事を期待したい。

 ※年齢はドラフト時の年齢です。
赤ヘル軍団復活でセリーグに旋風を起してもらいたいです。
では、広島東洋カープの戦力分析です。

■戦力分析■

7年連続Bクラスの広島カープ。ファンの間では色眼鏡采配の山本浩二監督から野村謙二郎へ早くも気持ちが変わっているらしい・・・。
毎年のように主力を奪われ続けているカープ。だが、去るものを追わない考えはポリシーを感じさせられる。こういうチームだからこそ、苦節10年の嶋のような選手が開花するチャンスがある。

リーグ最低の防御率が懸念材料である。その為、新人7名全て投手を指名を敢行した。まずは投手陣から分析したい。
最優先課題の先発は昨年7勝に終わったエース黒田を中心としたローテーション。そこに昨年抑えで当確をあらわした大竹や高橋・佐々岡のベテラン勢。背番号を変えて気分一新の長谷川、昨年プロ入り最高の8勝の河内などが候補と言える。そこに新外国人のロマノや小山田なども先発候補と言える。何れにせよ、ローテーションを1年守り、黒田に続く投手の台頭が望まれる。
中継ぎはエース格に天野は今年も計算でき、左の佐竹も貴重な働きが期待できる。そこに林と広池が割って入る。沢崎や小林幹英もベテランの力が期待される。そこにルーキーの田中や森などが食い込んでくれば、玉木を楽天に放出した穴は埋まるかも知れない。またアカデミー出身の先発候補のフェリアシーノも化けてくれたら儲けもので、苫米地もこのまま腐るわけには行かない。ただ、まだまだ中継ぎは不足している感は否めない。
クローザーは2年目のジンクスで苦しんだ永川に期待したかったが、チーム最多勝のベイルを抑えに回す方針が決定した。永川は出来次第であると思うが、セットアッパーとしてチームに貢献したいところ。

外野手は、まず一番手は「赤ゴジラ嶋」の台頭が大きい。外野二つのポジションをベテランの前田・緒方の併用説があるが、緒方は1番センターで起用したい。レフトを前田と森笠で競うという構図になりそう。前田はフル出場ができる体ではない為にその辺りのケアも首脳陣としては判断が必要になる。
内野手は、4番シーツが抜けた穴は大きく二遊間がすっぽりあいた印象。三塁にラロッカを固定し、ショートには尾形を据えるだろう。セカンドはキムタクか?岡上なども虎視眈々としているのか?栗原はサードかファーストでポジションを奪いたいが、ファーストには新井と野村がいる。うまく世代交代を視野に入れながら構成したい。
捕手は完全に石原が独り立ちできた。控えは木村一で右の代打としても期待される次に続く捕手がいない印象。昨年も触れたが、白濱を育ててほしい。

世代交代がうまく行けば、ペナントの台風の目にもなるだろう。ただその為には、投手力の整備と守備力の向上が絶対条件である。課題としては、勝つ野球を知っているベテランがいるうちにうまく若手を育てなければ、新球場ができる頃に選手の空洞化が発生しないかいささか心配になってきた。

2005年2月25日

-以上-
今日はセリーグ4位に転落した阪神タイガースの戦力分析です。
岡田監督も2年目になり結果がほしいところ。

■タイガースを去る選手■

【引退】
・八木裕      →野球解説者

【自由契約】
・伊良部秀輝     →現役続行を目指し、右ひざのリハビリ中
・吉田篤史      →横浜1軍投手コーチ就任へ
・竹下慎太郎     →一般の会社に就職
・細見和史      →台湾プロ野球統一への移籍
・加藤隆行
・新井亮司
・梶原康司      →社会人野球松下電器へ移籍
・早川健一郎     →一般の会社に就職
・ジェロッド・リガン
・マイク・キンケード
・トレイ・ホッジス
・ロッドニー・マイヤーズ
・ラモン・モレル
・ジョージ・アリアス →ワシントン・ナショナルズとマイナー契約

【FA宣言】
・藪恵壹 → アスレチックスへ移籍

■タイガースに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ダーウィン・クビアン(投手・3Aオタワ)
・アンディ・シーツ  (内野手・広島)
・シェーン・スペンサー(外野手・3Aコロンバス)
・ジェイミー・ブラウン(投手・レッドソックス)

【トレード】
・町田康嗣郎(内野手・広島) 金銭トレード

【移籍入団】
・筒井壮(内野手・中日)

■タイガースに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・能見篤史 鳥取城北〜大阪ガス 25歳 投手 180cm 70kg 左投左打
 球速145kmで先発・リリーフの両方に対応できるタイプの左腕。スライダーは「滑る」ような曲がり方で打者を翻弄し、チェンジアップで緩急をつけ勝負どころは低めの速球で唸らせる。ただ、追い込むまでの投球に課題が多く、縦の変化球が無い為に単調なリズムになりかねない。ただ、社会人No.1レベルの左腕である事は確か。あとは、マスコミの取材攻勢やタニマチ対策をして野球に専念できるように心がけたいところ。

【自由獲得枠】
・岡崎太一 智弁和歌山〜松下電器 21歳 捕手 180cm 83kg 右投右打
 ガッチリとした体格で強肩・強打の捕手。2塁への送球も1.8秒台とアマチュアレベルでは上位。フットワークもよくワンバウンドの反応も早い。ただ投手が炎上した状況で、冷静さを欠く事がしばしば見受けられる。打撃は土台の基礎が出来ているが、開眼はしていない状態。まずはファームで経験を積み、ポスト矢野の候補に上りつめたい所だ。

【4巡目】
・橋本健太郎 久御山〜東北福祉大〜日本新薬 24歳 投手 190cm 85kg 右投右打
 球速は130km〜140kmのストレートを投げ込む。長身を生かしたフォーク、スライダー、チェンジアップなどの変化球を駆使する。そこそこの投手という印象であるが、最大の売りは「球の出所が見え難い上に、なかなかボールを放さない」所である。打者を翻弄する最大の要因と言える。この技術を最大限に生かせれば、ホークス和田のような投手に大化けする可能性はあるが、ファームから抜け出せない可能性も充分にある。

【5巡目】
・大橋雅法 北陽 18歳 捕手 183cm 73kg 右投右打
 捕手入団であるが、打撃を生かしてコンバートされるような気がする。打撃に対する潜在能力は充分期待ができるが、効率の悪いスイングをどのように改善指導するかが鍵となる。打撃面の長所を伸ばしてプロの世界で生き抜いてもらいたい。ただ、現状は相当の努力が必要と思われる。

【6巡目】
・赤松真人 平安〜立命大 22歳 外野手 182cm 72kg 右投右打
 俊足・守備ではプロレベルの外野手。赤星タイプの選手であるが、大きな違いは打撃面。ミーとセンスのある打撃は明らかにインパクトが弱い。球威のある速球に対して力負けする上にスイングの始動が遅い。打撃面で改善すべき課題は多すぎるといえよう。赤星の再現といきたいところだが、社会人に行ったつもりで2年はファームで鍛える方が良いと思える。

【7巡目】
・高橋勇丞 済美 18歳 外野手 175cm 68kg 右投右打
 春優勝で甲子園を沸かせた済美の一員。荒削りであるが、バットに当たった破壊力はGood! ただ、打撃の始動が遅いために上のレベルでどれ程通じるかは現時点で未知数といえる。三拍子揃った選手を目指したいところだが、夏の大会を寮の規則を違反しメンバーから漏れた為、実戦から離れている。実戦感覚を取り戻し、持ち前の勝負強さ甲子園で暴れたいものだ。

【8巡目】
・辻本賢人 マタデーハイスクール 15歳 投手 181cm 75kg 右投右打
 史上最年少で指名され入団。ドラフトの話題の中心になった。142kmの速球を投げる逸材である事は確かであるが、まずはプロの練習についていく体作りが先決。焦らずじっくりと育成してもらいたい。ちなみに昭和64年生まれの選手で、平成生まれ第一号にはならなかった。

【9巡目】
・玉置 隆 市和歌山商 18歳 投手 180cm 70kg 右投右打
 ストレートとカーブ主体で打撃のセンスも充分にある。一時は打者で勝負する噂もあったが、投手1本に絞った模様。当面は変化球の種類を増やす事と体格を強くする事が課題になる。余談であるが、歌手:玉置成実のいとこにあたる。

【10巡目】
・水落暢明 信太 19歳 投手 183cm 78kg 右投右打
 平安高→信太高という球歴の持ち主。大阪大会ではMAX143kmを記録した速球が売り。カーブのキレも自信があるらしい。規定により信太高3年時は公式戦に出場できなかった。ただ下位指名を跳ね返す期待は充分に持てる。

※年齢はドラフト時の年齢です。
阪神の戦力分析です。
多少適当な部分もあるかも(笑)

■戦力分析■

2連覇の夢を持ったファン達はやきもきさせられて最後は失意に落ちた一年だったのかもしれない。開幕の讀賣戦を3タテ食らわせたのに何故か波にのれなかった。勝負強かった打線も繋がりを失いチグハグだった印象が強い。

まずは投手陣から。阪神のエースはポスティング問題で契約がもめた井川。泣いても笑っても働いてもらわないと困るだろう。続くのが右の福原・左の下柳といった所。また先発に転向する安藤や昨年5勝と躍進した三東にも期待がかかる。あとは新人の能見や新外国人のブラウンのどちらかでもローテに入ればありがたいところだろう。先発予備軍の杉山・筒井・江草・前川なども存在感を見せたい所だろう。怪我で遅れている太陽なんかもうかうかしてられない。いずれにしても井川がコケたら終戦になる。
03年の最強の中継ぎ陣が脆くも崩壊したが、今年は再建を図りたい。ストッパーには久保田を擁立し、セットアッパーにジェフ(ウィリアムス)が君臨する。そこに復活を期する吉野や昨年44試合登板した桟原で試合を組み立てたい。また計算はしにくいが藤川・金沢・牧野も忘れてはならない。あと今年こそ鳴尾浜で鍛えている中林・新井智・田村などの未完の大器組も先発中継ぎ問わずに経験を摘めばよい流れになるだろう。

打線はテーマは今年も「つながり」が重要と思われる。四番には鉄人金本、五番に今岡を起用し勝負強さを生かす方向のようだ。また広島からシーツが加入した事で内野陣の厚みが一段と増した。結果、関本・藤本・鳥谷から二遊間を選ぶ事になりそうだ。またベテランの片岡も老け込む年では無いだろう。レギュラー復活を狙っている筈だ。
外野は金本・赤星は確定組。仮に怪我などがあった場合のみ心配すればいいだろう。問題はライト。当分は檜山で問題無いが、桜井や葛城なども底上げはあるだろう。スペンサーは別に期待はせずに打てばラッキー程度の扱いで良い。後は怪我に悩まされている濱中おさむ。完全復活すれば使いたい選手と言える。ただ、個人的には一塁手にコンバートしても良い気がする。
各ポジションで熾烈なレギュラー争いが展開されているが、捕手は矢野と野口で問題ない。多少矢野がキャンプで出遅れているが、ベテランゆえに開幕には間に合わせるだろう。ただ将来的にポスト矢野を考えた場合、浅井と岡崎を第三の捕手として競わせ若手からの押し上げを期待したい。うまく矢野が元気なうちに後継者を育てないとヤクルトのような状態になる懸念がある。

最終的には、関西の過敏なマスコミの取材攻勢など野球以外の要素にも敵がいる為に油断は禁物。昨年は明らかな優勝ボケでチームがまとまっていなかった印象が強い。再び挑戦者の気持ちになり気持ちを引き締める事が大切かもしれない。

2005年2月26日

-以上-
今日はパリーグで惜しくもプレーオフ進出ならなかった千葉ロッテマリーンズの戦力分析です。

■マリーンズを去る選手■
 
【引退】
・佐藤幸彦  →編成部調査担当に就任

【自由契約】
・谷浩弥
・舩木聖士  →トレーナー養成専門学校に入学 
・酒井泰志  →楽天打撃投手に転身
・鈴木貴志  →楽天打撃投手兼スコアラー補佐に就任
・浜名千広
・波留敏夫
・ネイサン・ミンチー

【トレード】
・清水将海 →中日

■マリーンズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ヴァル・パスクチ (外野手・エクスポズ)

【トレード】
・山北茂利 (投手・中日)

【テスト入団】
・代田建紀 (外野手・元ロッテ)
・林孝哉  (内野手・日本ハム)

■マリーンズに新入団する選手■

【自由獲得枠】
・手嶌  智 拓大紅陵〜新日本石油 22歳 投手 185cm 80kg 右投右打
 柔らかい腕の振りから繰り出される速球は143kmを記録する。カーブをたまに投げるが変化球の中心はスライダーとフォーク。先発タイプの投手と言える。制球力も安定しており、一年目からローテーションの候補には上がると思える。一回り大きくなれば、面白い存在になる筈。大きい顎が特徴であるが、門倉ほどではない。

【自由獲得枠】
・久保 康友 関大一〜松下電器 24歳 投手 181cm 82kg 右投右打
 松坂世代の最後の大物と言うキャッチフレーズが代名詞。その何恥じない投球術は社会人生活が無駄ではなかった事の証明と言える。140km台のストレートとカーブ・スライダー・フォークを交えての制球力は高い。ただ、ランナーを背負うと単調になる弱点を持っている為に、緩急を意識した投球スタイルに変革する事が望まれる。まずはリリーフで勝負してみるのも面白いが、疲労を貯めないようにアフターケアをする事が大切と思える。新人王も狙える存在と思えるので1年目からの活躍に期待したい。

【4巡目】
・竹原 直隆 関西〜城西大〜三菱自動車岡崎 24歳 外野手 183cm 80kg 左投右打
 社会人No.1との呼び声もあったスラッガー。左投右打という珍しいタイプの選手。社会人時代は会社の保障時で活動自粛を余儀なくされたが、キューバのワールドカップで4本塁打したパワーで存在感を示したい。

【5巡目】
・大松 尚逸 金沢〜東海大 22歳 外野手 184cm 85kg 左投左打
 中距離タイプの打撃にパワフルさが加味されている。潜在能力に伸びシロを感じさせる故に将来マリーンズの外野でレギュラーを狙える選手と言える。全日本で主将を務めた経験も大きくチームリーダーとしても期待したい。万能型の打者を目指すか、スラッガータイプを目指すかマリーンズの指導者の育成次第と言える。

【6巡目】
・木興 拓哉 北海道栄 18歳 投手 177cm 70kg 左投両打
 北海道No.1左腕。140kmの速球で高校卒業左腕ではかなり高い水準と言える。変化球はカーブ・フォーク・スクリューを投げるが、若干制球力が甘い。特に左打者に対しては単調な投球になる事が今後の課題。1軍に出てくるまでは恐らくかなり時間が掛かると思えるが、基礎の土台を固めて技巧派左腕として活躍を期待したい。

【7巡目】
・青松 敬鎔 上宮太子 18歳 捕手 188cm 83kg 右投右打
 投手と捕手を兼任していたが、プロでは捕手専任に。強肩が売りで素材は充分であとは育て方が重要になるだろう。まずはファームで経験を積みたい。

※年齢はドラフト時の年齢です。
 マリーンズの戦力分析です。

 バレンタイン監督がチョコレートを配る姿がなんか見ていて微笑ましいです。こういう監督は面白いですね。また、つけ髭つけてベンチに入ってくれないのかな?

■戦力分析■

ボビーの復帰に大いなる期待があったが、残念ながら0.5ゲーム差でプレーオフ進出は果たせなかった。
先発投手は、清水(直)、渡邊(俊)、小林(宏)の3本柱を中心に据えたい。4番手以降は実績組の小野・小宮山や左腕のセラフィニ・高木などが候補にあがる。その他にも自由枠ルーキーコンビにも期待したい。また復調すれば充分活躍が見込めるカリスマエース・ジョニー黒木や加藤康介なども0からのスタートでやり直してもらいたい。
また中継ぎ抑えは、昨年従来の安定感を欠いたストッパー小林(雅)を中心にせざるを得ない。セットアッパーには右の藪田、左の藤田を中心にまとまっている。川井や移籍の山北には貴重な左腕として中継ぎとして期待し、先発が不調であれば代わりにローテ入りも視野に入れたい。また山崎や戸部にもブルペンでのスタンバイをしてもらいたいところ。

毎年課題の打撃面。外国人選手に大きな期待がかかる。昨年は韓国の李承?が期待を大きく裏切ったが今年巻き返しをはかっている。ベンチのムードメーカーフランコやベニーも健在。そこに新加入のパクスチが来日した為に外国人選手枠も競争の原理が働く。李承?は来年本気でメジャー移籍を狙っているのだろうか?正直この成績では韓国に逆戻りになると言わざるを得ない。パクチスは1番打者としても期待されており、中軸でも充分通じると思える打撃は魅力的だろう。
その外国人選手の脇を固める日本人選手。内野手は西岡・今江の若手が台頭して来た事は喜ばしい事。そこにベテランの堀・初芝などもまだまだ老け込みたくない所。また名手小坂を守備固め要員にするだけの戦力が整えばかなりのレベルアップと言えるだろう。一塁は当然福浦で決まり。外野手はベニー以外にもサブロー・井上・諸積などポジションを狙っている。
ようやくドラフトでも若い野手を獲得しはじめた事から、投手中心の戦略から脱却を図っているのだろう。そう言う意味ではルーキー野手にも注目はしたい。
捕手は、里崎と橋本の併用になるだろう。ここも昨年同様、競争して互いを刺激してレベルアップすれば素晴らしい。ただ、現状は相変わらず帯に短し襷に
長しの感は否めないが・・・。

昨年日本ハムとの壮絶な3位争いはチームにとって大きな財産になった事だろう。その上で、今年は安定した投手陣を中心にチームを引っ張っていきたい。投高打低のチームカラーを払拭した時、ボビーの舞う姿も夢では無いだろう。

2005年2月27日

 -以上-
今日はセリーグ3位になった私の大嫌いなチーム讀賣の戦力分析です。
あまり詳しい情報はありませんが、ご参考にしてください。ちなみに一つにまとめられる量だったので分けてません。

■讀賣を去る選手■
 
【引退】
・李景一   →ブルペン捕手
・木村龍治  →2軍トレーニングコーチ補佐就任
・上野裕平  →スコアラーに転身

【自由契約】
・三沢興一     →ヤクルト移籍入団
・川本大輔     →台湾プロ野球・興農へ移籍
・入野久彦     →楽天移籍入団 
・福井敬治     →広島移籍入団
・井出竜也     →福岡ダイエー移籍入団
・野村克則     →楽天移籍入団 
・マット・ランデル
・フリオ・サンタナ
・ブライアン・コーリー
・クリス・レイサム
・ロベルト・ペタジーニ

■讀賣に移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ゲーブ・キャプラー(外野手・レッドソックス)

【トレード】
・西山秀二(捕手・広島)[自由契約後]

■讀賣に新入団する選手■
【自由獲得枠】
・野間口貴彦 関西創価〜シダックス 21歳 投手 183cm 86kg 右投右打
 球歴は説明の必要は無いだろう。野村監督に育てられた社会人No.1右腕。速球・変化球どれを取っても十分にウリになるだけも物を持っているがそれ以上に投球術や制球力のレベルが高くバランスの取れた投手である。即戦力としては充分の可能性を秘めている。あとは讀賣の首脳陣がどのように活躍の場を提供するかが鍵だろう。普通にすれば二桁は勝てる実力はあると思われる。

【自由獲得枠】
・三木均 飛翔館〜八戸大 22歳 投手 179cm 80kg 右投右打
 大学の先輩川島(ヤクルト04年新人王)を上回る実績を数字を残してプロ入り。オーソドックスな右腕で、145kmの速球に緩急を用いた変化球を投じる。その種類は大きく曲がるカーブやスライダー、自信のあるナックルやフォークなど多くの持ち球がある。非常にまとまりのある好投手という印象であるが、嫌らしさがない事も事実。また牽制が非常に苦手なようでフォームを盗まれて走られるケースもしばしば。ただ4年間エースとしてチームを支えた精神力は高い評価を得れる。はじめは短いイニングから一軍へアプローチしたいところだ。

【4巡目】
・亀井義行 上宮太子〜中央大 22歳 外野手 179cm 73kg 右投左打
 チャンスに強い打撃でポイントゲッター的存在。三拍子揃っているところが売り。ただ、内角に弱いスイングをしている為に内角を厳しくつかれたら大きな壁にぶち当たると思われる。まずは2年程度ファームで打撃を鍛え上げる事でインパクトを強くする事ができるだろう。後は守備と走塁をアピールしたい。

【5巡目】
・木村正太 一関一 18歳 投手 178cm 78kg 右投右打
 MAX145kmの速球で切れ味のある球質を投げ込む。変化球は横のスライダーと縦のスライダーがメイン。かなり武器になる球種と言える。ただ試合終盤にキレが悪くなり、打者に攻略される事もしばしば見受けられる。理想的なフォームをしているので、緩急をつける変化球を覚えて体の成長にあわせたトレーニングを行えば以外と一軍で活躍できるかもしれない。

【6巡目】
・星 孝典 仙台育英〜東北学院大 22歳 捕手 176cm 82kg 右投右打
 思い切りの良いスイングで打率を残す好打者タイプ。捕手としての素養も高く、二塁まで1.8秒台のスローイングはアマではトップクラス。またチームの主将としてのリーダーシップを誇る面白い存在。ちなみに「ちゃぶ台」持参で入寮したとの事。

【7巡目】
・東野 峻 鉾田一 18歳 投手 185cm 85kg 右投右打
 上体を強く振れMAX145kmの荒削りな速球が魅力。強靭な下半身をいかしたフォームは豪快で将来に期待したい。

※年齢はドラフト時の年齢です。

■戦力分析■

03年と04年だけで464本もホームランを打っているチームなんですよ。皆さんご存知でしたか?でも二年連続三位なんですよ。一重に投手陣が弱いんでしょうね。昨年に至っては上原以外の先発投手がグダグダだったように思える。
簡単に戦力分析をしたい。(あえて嫌いな事はもう触れません)
まずは先発投手陣。ポスティング移籍をしたがっている上原はやはり先発ローテの中心にしなくてはならない。そこにベテランの工藤・桑田、若手の木佐貫・久保といったあたりを計算したい。お笑い番組に引っ張りだこの高橋(尚)も復活しなければならないだろう。また自由獲得枠のルーキーコンビや内海・平岡・真田などの若手にも期待がかかる。
しかしながら、中継ぎ投手は?がつく。前田やシコースキーを中心に岡島・中村隼人で回したい。そこに佐藤宏なども加わればまぁようやく形になった感じがする。ただ、抑え候補のミセリがどれだけ働けるか未知数な部分もあり、ストッパーに不安を抱えたままの印象は強い。あと、河原さんも復活を目指しているようです。

野手は昨年同様説明は要らないですね。相変わらず木に例えたら幹が多すぎます。枝がいませんね。しかしそんなメンバーにもかかわらず「スピード野球」をテーマに掲げている事自体ナンセンスな事ではと感じる。まぁキャプラーをセンターに使うならば清水がレギュラーから外れるのか・・・。
しかし野手は本当に高齢化が進んでいますね。若手と言える選手が少ないような気がします。昨年も心配していましたが、将来の四番候補が今の所見当たらない。そういう意味では、吉川なんかを抜擢してほしいなと感じる。このままファームに燻らせて置くと「大森化」を起すような気がする。まぁどうせFAなどで補強するから問題ないのかもしれませんけどね。

何れにせよ、讀賣というブランド力を失った現在において会社の意識を改革しなければ、時代遅れの陳腐化されたチームになり取り残されるだろう。ファンは馬鹿ではないのだから・・・。

2005年2月28日

-以上-

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