いやはや、この12日間本当に大変でした。
12球団全ての戦力を分析するのはこんなに大変であったとは・・・。恐れ入ります。分析の為に、いろんな情報を調べたりとかしたんですけど、なかなか面白かったです。

しかし、こうして見ているといろんなプロ野球選手が誕生し、そして去っていく事が良くわかりました。なんともはや厳しい世界だと・・・。ただ、成功すればイチローのように高額の契約を結んでもらえるわけで、夢は一杯ありますね。(決してメジャー移籍が良いといってるわけでない)
ドラフトで指名された選手が一人でも多くレギュラーやチームの顔に成長してくれる事を祈りたいです。

また、良かったら素人が行った戦力分析についてご意見をいただければありがたいです。

今日は簡単にこんなもので・・・。
今日はセリーグ6位になった横浜ベイスターズの戦力分析です。

■ベイスターズを去る選手■

【引退】
・中根仁  →スカウト転向

【自由契約】
・マット・ホワイトサイド
・クリス・ホルト
・ドミンゴ・グズマン →中日へ移籍
・スティーブ・コックス
・中嶋聡 →日本ハムへトレード
・森中聖二 →讀賣打撃投手に
・杉本友 →ヤクルトテスト入団
・中野渡進

【トレード】
・福盛和男  →大阪近鉄
・矢野英司  →大阪近鉄
・横山道哉  →北海道日本ハム
・竹下慎太郎 →阪神

■ベイスターズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・スコット・マレン 投手・3Aラスベガス

【トレード】
・門倉健  (大阪近鉄)
・宇高伸次 (大阪近鉄) 
・野中信吾 (日本ハム)

■ベイスターズに新入団する選手■

【自由獲得枠】
・吉川 輝昭 投 手 日本文理大 右投右打 185cm・94kg
豪快な投球が持ち味であったが、最近は低めにボールを集める事ができるようになった。フォーク・スライダーが決まれば迫力充分の先発になるだろう。

【自由獲得枠】
・森 大輔 投 手 三菱ふそう川崎 左投左打 180cm・87kg
腰痛の為、社会人に進路を取ったが肘・肩など故障に悩まされた。だが、スライダーなどの磨きがかかり無事自由枠での入団。高校時代よりレベルアップはしている。

【4巡目】
・牛田 成樹 投 手 明治大 右投右打 188cm・87kg
調子の波さえまとめる事ができれば、ストッパーができる素材。ストレートとフォークだけで打者を抑える力は立派。低めにコントロールできれば勝負できる。

【5巡目】
・呉本 成徳 内野手 明治大 右投右打 180cm・80kg
一発長打を秘めた内野手。ムードメーカにもなれるプレーヤーで長所を活かして一軍を狙いたい。

■戦力分析■

危うく100敗をする可能性があった03年のシーズン。監督を交代しても一緒だったという結果でどういった戦略をとるのだろうか?

先発投手陣は、規定投球回数に到達したのはドミンゴ・ホルトのみ。その二人もチームを去る事になった。斉藤・三浦・川村などの日本一を支えた投手陣も故障で何よりの誤算は吉見だった。FAで獲得した若田部もシーレックスの一員になり、アテにならない。門倉を獲得したくらいではまだまだ不足している。左腕不足は致命的で吉見の次の候補はルーキー森が上がる程度。森にそこまで期待するのが酷な話。岡本・飯田はまだ時間がかかるだろう。当面こういった状態が続くと思われる。
中継ぎの左腕について壊滅度は深刻。稲嶺と富岡ぐらいしかおらず、竹下の放出の穴を生める事ができてない。右は木塚・加藤を中心にデニー・田崎と形はできている。牛田を加えれば格好はつくだろう。抑えはホワイトサイドの挫折からギャラードを獲得し、一年を乗り切った。自由獲得の吉川を含めて固めていきたい。

攻撃面は本塁打王ウッズを中心に古木・村田の若い大砲候補がいる事が明るい材料である。この若き主砲候補達と山下監督は心中すれば将来は明るいだろう。内野は石井が想像以上の不振であったが、内川の成長、吉村の意外な活躍などもあった。ここに北川・木村・七野といった攻撃力を確立すれば問題はない。
外野手もかつての首位打者鈴木尚・金城の二人を中心に多村の成長でポジションを固めたい。古木も使うとなれば鈴木尚を外さなくてはならない状況。田中充・小池・田中一なども若手も虎視眈々とポジションを狙っており、充実度は充分である。
捕手は相川と小田嶋が激しい正捕手争いを繰り広げ、中村がバックアップという体制で問題はないだろう。

ここ2年間どん底の成績であったが、野手は明るい材料が多い。ただ、絶対的に左腕は不足しておりこの問題は将来的に深刻なものになると言える。今からでも遅くないので左腕獲得をするべきだろう。
来年はかつて日本一を経験したチームの意地を見せてもらいたい。その為には山下監督の迷采配を直す必要があるか?

2003年12月21日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
旅行二日目。いろいろ忙しかったが、リフレッシュははかれた。帰りに友人からメールがきてムーアがほぼオリックス入団が確定したとの情報。まぁ良かった良かった。彼のバッティングは見れなくなるが、プレーは見れるからいいだろう。大阪ドームに拝みに行きたい。
しかし、この友人いつも情報が早い。しかもほぼ真実の内容ばかり。何処から仕入れてくるのだろうか?(ちなみに職業は普通の会社員)
明日から今年最後の仕事週。気分良く仕事納めを迎えたい。
今日はパリーグ6位になったオリックスブルーウェーブの戦力分析です。
来期からは伊原監督が采配を振るう予定です。
正念場を迎える感がするシーズンになるでしょう。

■ブルーウェーブを去る選手■

【引退】
・進藤達哉
・佐野慈紀 →指導者を目指すとのこと

【自由契約】
・スコット・シェルドン 
・橋本泰由
・藤本博史  →現役続行を希望
・高見沢考史
・板倉康弘  →現役続行を希望(03/10/7)
・土井雅弘
・今村文昭  →打撃投手に転向
・窪田淳

【トレード】
・牧野塁  →阪神
・葛城育郎 →阪神 

■ブルーウェーブに移籍入団する選手■

【トレード】
・谷中真二 (阪神)
・斉藤秀光 (阪神)

【FA移籍】
・村松有人 (福岡ダイエー)

■ブルーウェーブに移籍入団する可能性がある選手■

【外国人選手】
・トレイ・ムーア (阪神) →オリックスが獲得に動いているとの報道。近日中に結論があるとの事。

■ブルーウェーブに新入団する選手■

【自由獲得枠】
・歌藤 達夫 投 手 ヤマハ 左投左打 178cm・75kg
直球は145km程度であるが、スライダーと緩いカーブで打者を翻弄できる。試合中で上手に緩急をつける事から打者にとっては嫌なタイプの投手になるだろう。気がつけば完封ペースで9イニング目を迎える事も・・・。

【2巡目】
・柴田 誠也 投 手 北海道尚志学園 右投右打 186cm・86kg
フォームが開き気味であったが徐々に改善ができ球が速いだけの投手から、脱皮した感がある。北の大地から夢を掴む為にコントロールを磨き青波のエースを目指したい。

【4巡目】
・嶋村 一輝 内野手 九州国際大 右投右打 180cm・78kg
大学時代2年に首位打者、昨秋はMVP。安定感のある守備を走力でアマチュアではトップクラスのショート。ただ、プロには同じような選手が多く何か一芸を磨きたいものだ。

【5巡目】
・野村 宏之 投 手 近畿大 左投左打 184cm・90kg
大学通算24勝。1年からマウンドを守り続け、癖のあるストレートを武器に本格的なスライダーで打者をしとめる。

【6巡目】
・松村 豊司 投 手 立命館大 右投右打 190cm・83kg
MAX149kmで打者の目をならして低めにボールを集めるコントロール。その低目からスライダーと落ちる球で打者を料理する姿はなかなかのものである。

【7巡目】
・小島 昌也 外野手 自由ヶ丘 右投右打 178cm・74kg
高校通算50発超。長距離砲に不可欠なバネの強さと腕っぷしでボールを叩き、レフト上段まで運ぶ事ができる。将来の主砲として期待がかかる。

【8巡目】
・由田 慎太郎 外野手 早稲田大 左投左打 175cm・74kg
早稲田打線では6番であったが、他のチームなら主軸を任されるほどの器だった筈。長打力が魅力的でアベレージも残せる。鳥谷・比嘉には負けたくないだろう。

■戦力分析■

石毛監督の挫折からはじまった03年はレオン監督が火に油を注ぎ投手陣が崩壊。マイナス面ばかりが目立ったチームであった。

投手は02年のシーズンをリーグ2位の防御率で好成績だった投手陣がもろくも崩壊。12球団で唯一の規定投球回数を達成した投手がいないチームに豹変してしまった。理由はある程度明白である。
ユウキは故障で復活が望まれるが、具・金田でローテーションを期待したい。小倉は中継ぎなど色々チャレンジさせられて屈辱をバネにもう一段上のレベルへ。本柳・相木といった層にも経験を積ませて先発を任せたいだろう。フィリップス・マック鈴木の逆襲もありえるだろうし、ルーキー歌藤・松村が台頭する事も期待できる。あと、阪神からムーアを獲得できればかなり心強い。
中継ぎ陣は大久保・山口が故障から戻れば厚みが増す。加藤が計算できる活躍があり、経験豊かな谷中も入団した。萩原や嘉勢の復調があればルーキーの野村を含めて期待ができる。

攻撃面ではリーグ2位のチーム打率がありながら、勝ち星に恵まれなかった。打線という繋がりは全くなく、’打点’と’打点’という攻撃面。打順も適当な事を繰り返していた感が否めない。ただ伊原新監督がそういった不安を解消してくれる筈。
外国人のブラウン・オーティーズが機能すれば、右打者での最高打率の谷を筆頭に塩谷も育っており期待ができる。
内野は後藤・平野・塩崎・斉藤などポジション争いは熾烈であり、大島もレギュラー安泰とは言えない可能性も秘めている。ただ、競争から抜け出した選手は必ず将来のオリックスを背負う内野手になれるだろう。
外野手は谷と村松のコンビにブラウンが固める筈であるが、葛城が移籍した事もあり若手にもチャンスはめぐってくる。小島・由田も一軍枠を目指したいところだ。

捕手は当面日高をメインに置きたい。背番号7番に恥じない活躍が望まれる。

新監督とGMがどういった改革をもたらすか非常に興味がある。例年の大卒・社会人だけ取って後は知らん振りと言ったドラフトでもなかったので少しは変化の胎動があったといえる。
まずはプレーオフ進出を争えるチームにしたいところだ。

2003年12月20日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今日は朝から星野監督の故郷岡山県に旅行に行ってきました。初雪もちらつく中、寒さに耐えながら観光をしたわけです。
よる偶然入った居酒屋に歌手の松崎しげるさんがお見えになられてかなりサプライズを体験。ただ、トイレとかでニアミスする事なく会話はできなかった。
ただ、本当に美味しい居酒屋であった事は確か。また倉敷に行く事があれば必ず立ち寄りたいものだ。
今日はセリーグ5位になった広島東洋カープの戦力分析です。

■カープを去る選手■

【自由契約】
・ラモン・ラミーレス →ポスティングによりヤンキース移籍
・アラン・ニューマン
・デーブ・ランドクィスト
・ジミー・ハースト
・河野昌人  →ダイエーテスト入団
・田中由基
・筒井正也  →中日テスト入団
・兵動秀治 

■カープに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・グレッグ・ラロッカ 内野手・3Aバファロー
・ジョン・ベイル 投手・レッズ

■カープに新入団する選手■

【1巡目】
・白濱 裕太 捕 手 広陵 右投右打 180cm・73kg
高校球界No.1捕手で才能は充分感じられる。打者を手玉に取る頭脳的なリードでエース西村健太朗(巨人2巡目)の女房役を勤め上げた。打撃面でも評価は高い。

【3巡目】
・比嘉 寿光 内野手 早稲田大 右投右打 185cm・83kg
高校時代には沖縄勢初優勝を果たしたキャプテン。大学時代も鳥谷を差し置いて4番キャプテン。打力も魅力があり、板についてきた内野の守備はレギュラー争いに入れる器である。

【4巡目】
・尾形 佳紀 内野手 ホンダ 右投左打 176cm・70kg
大学時代は故障で本領発揮できず。社会人で復活し、ヘッドうまく使った打撃の技術が向上した。俊足も広島好みの選手であり、即戦力としての期待がかかる。

【5巡目】
・仁部 智 投 手 TDK 左投左打 166cm・64kg
“小さな大エース”の称号を得ていた大学時代。社会人でさらに経験を積んでカーブを得意球に活躍。直球の威力を上げれば左のセットアッパーになり得る逸材。

■戦力分析■
4番打者をFAで奪われ続けているカープ。だが、去るものを追わない考えはポリシーを感じさせられる。その分の若手の成長がない為にBクラスという結果なんだろう。

先発は大エース黒田を中心としたローテーション。高橋・佐々岡のベテランにボーク大好きブロックと安定はしている。デイビーも途中加入であったが活躍の目処が立ち、長谷川も復調してきた。そこに河内・大竹などの若手が飛躍を期待され、苫米地・玉山・横松らの若手が控える構成は標準以上。
ただ、中継ぎが弱い感は否めない。玉木も長年の勤続疲労から安定感を書き、小山田も勢いがなくなってきた。永川のクローザー。天野の確立は好材料であるが、左腕投手が菊地原くらいしか候補が上がってこない。ここにルーキーの仁部が食い込めるだろう。国木や大島は先発型であるが、中継ぎに回さなくてはならないかもしれない。

打撃面では新井への期待ではじまったシーズンだったが、結局答えを出せぬまま守備の人シーツを4番に抜擢。来期のシーツが残留する事は明るい材料である。前田・野村・緒方などベテラン勢も健在であるが、そろそろ世代交代を視野に入れた起用も必要になるのだろうと思われる。
内野は若手の人材不足を露呈している。ショートが将来的にメジャーへ移籍する事を視野に入れた場合、東出・栗原くらいしか候補が見当たらない。ルーキーの比嘉・尾形も十分チャンスがある。来期以降も補強をしなくてはならないポジションと言える。
逆に外野は人材が豊富なのかもしれない。緒方・前田が計算できる状態に浅井・木村拓も戦力。廣瀬・鞘師・末永・田村・天谷と候補が揃い、広島らしい外野陣が形成出来ている。

瀬戸・西山世代から石原にうまく交代できた捕手だが、控えは木村一程度と言った状況。少し分厚さが感じられない。ここに白濱の入団はプラスと作用していくだろう。西山が踏ん張ってバックアップできるうちに白濱を育て上げたい。

全体的に世代交代を進めるべきであり、問題はある。70人枠をフル活用して戦わなくいてはこのチーム状態を救う事は出来ないのではないだろうか?

2003年12月19日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今日は会社で会議が遅くまであり、終電での帰宅。明日からは旅行に行く予定だ。あぁ疲れた疲れた。
明日は谷夫妻の結婚式をテレビでするみたいですね。旅行先で見れる暇があれば見たいと思う。
今日はパリーグ5位になった日本ハムファイターズの戦力分析です。
来年から本拠地を札幌に構えチーム名も北海道日本ハムファイターズと改名いたします。

■ファイターズを去る選手■

【引退】
・厚沢和幸 →二軍育成コーチ就任 

【自由契約】
・DTクローマー
・クリストファー・シールバック
・野村貴仁  →ドミニカウインターリーグ参加予定
・武藤潤一郎 →西武テスト入団
・神島崇   →現役続行を希望
・荒井修光  →現役続行を希望
・生駒雅紀

【トレード】
・野中信吾  →横浜へ
・井出竜也  →讀賣へ

■ファイターズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・フェルナンド・セギノール 内野手・3Aコロンバス →オリックスより

【トレード】
・中嶋聡   (横浜) 
・横山道哉  (横浜)
・入来祐作  (讀賣)

【FA宣言選手契約締結合意公示入団?】
・新庄剛志  (メッツ)

■ファイターズに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・糸井 嘉男 投 手 近畿大 右投左打 186cm・80kg
肩を故障して、大学3年秋から投手に転向。MAX151kmのスケールで自由枠を射止める。抜群の身体能力で北海道の星になり得る。

【2巡目】
・須永 英輝 投 手 浦和学院 左投左打 180cm・74kg
今年の県大会では肩の故障で発揮できなかったが、昨年の夏の大会で大活躍した。スライダー、カーブ、スクリューと変化球は多彩で内角をつく速球はマウンド度胸充分。将来性は豊かである。

【4巡目】
・押本 健彦 投 手 日産自動車 右投右打 180cm・85kg
春の松下電気戦で延長15回をゼロに抑えた集中力とスタミナにはなかなかの根性があると感心させられた。縦のカーブで打者のタイミング崩し、豪快な速球で三振を奪い取る。

【5巡目】
・稲田 直人 内野手 JFE東日本 右投左打 177cm・75kg
駒澤大時代から注目を集めていた内野手。守備も丁寧な身のこなしで問題なく、強肩も魅力がある。即戦力の力を持っており、走力・打撃を活かしてレギュラーを奪い取りたい。

【6巡目】
・金森 敬之 投 手 東海大菅生 右投右打 182cm・81kg
140km台を平均的にまとめて投げ込む姿は計算できる。コントロールも問題なく、カウントを作る技術を持っている。投手としての才能を感じさせるプレーが節々に見受けられる。

【7巡目】
・渡部 龍一 捕手 札幌一 右投右打 171cm・83kg
地元北海道からの指名で将来の正捕手候補。打力もあり、強肩がウリの部分になる。後はインサイドワークを鍛え上げて行けば頼もしい存在になるだろう。

■戦力分析■

絶対的なエースが不在と言う状態で、ミラバルが16勝。金村が10勝であるが、両投手とも防御率が悪く信頼感にかける部分は否めない。左腕の両雄吉崎・正田も1年を通して結果を出す事は出来なかった。江尻・隼人・関根と先発候補がいるが、どんぐりの背比べ状態。そこそこの投手しかいない気がする。だが、ここに糸井が入り込めば一躍エース候補とも言える活躍が出来るかもしれない。押本もうまくいけば活躍できる機会もある。須永・金森も才能充分期待を持てる。
中継ぎはある程度計算できる面子が揃っている。安定感ある建山・伊達のどちらかをクローザー候補として、立石・芝草・井場・高橋・加藤・清水と名前だけはすぐに出て来る状態。ここに佐々木・山口などを加えれば厚みは感じられる。

打撃面はガッツ小笠原を中心に、坪井・木元の活躍でようやく固定された感がある。エチェバリアも残留し4番として活躍できるだろう。ただ、田中幸・奈良原が出場できる状態で若手(田中賢・森本)が伸び切れていない事が良くわかる。
外野には井出の穴を新庄が埋めるだろう。彼はプレー以上のいろんな意味での活躍が期待される。必ず北海道の戦力になるはずである。ただ、20代中盤の外野手がいない事も事実。来年のドラフトで指名したい所である。
捕手は高橋信と實松を競わせていたが、ここに中嶋も入団し競争は一層激しくなる。實松を正捕手として育て上げたいが、打撃面で改善されないようだと渡部にもチャンスはあるだろう。うまくベテランから技術を吸収すれば一軍への道は開かれる。

こんな感じで、比較的そこそこと言った戦力は整っている。ただ、野手の層が薄くなっている事も事実でかつてのビックバン打線の印象はないと言っても過言ではないだろう。
うまく北海道と言う土地に溶け込み、北の大地からプロ野球を盛り上げてもらいたい。
あと、ファイティーを東京ドーム以外でも活躍の場を与えてほしい。

2003年12月18日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ローズがいよいよ讀賣入団する事が正式に決定したようだ。大阪ドームで彼の大きなアーチを見てきた私にとってはなんとも複雑な気持ちにさせるニュースである。あぁローズよ本当に56本諦めても良いのか?なんだか悲しくなってきた。

もうなんか気分が乗らないので、広島の戦力分析をしながら寝ることにしよう。
今日は同率3位になったヤクルトスワローズの戦力分析です。

■スワローズを去る選手■

【引退】
・伊藤智仁 →トレーニングコーチ補佐に 

【自由契約】
・ケビン・ホッジス
・トッド・ベッツ
・松田慎司 →現役続行を希望
・浜名千広 →千葉ロッテテスト入団
・橿渕智士 →フロント入り、スカウトか?
・ツギオ佐藤 →シダックス移籍
・衣川幸夫
・戎信行   →大阪近鉄テスト入団

■タイガースに去る可能性のある選手■

【FA宣言】
・高津臣吾 →メジャーと接触中。(ヤンキース・パドレス) 国内ならヤクルト残留。

■スワローズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・トニー・マウンス 投手・レンジャース
・ビリー・マーチン 外野手・3Aツーソン

【テスト入団】
・杉本友  (横浜)

■スワローズに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・川島 亮 投 手 八戸大 右投右打 180cm・80kg
140km後半のストレートを持ち味に、チェンジアップ、スライダー、カットボールなど多彩な変化球を持っている。クレバーな投球でローテーションの一角を狙いたい。

【2巡目】
・山田 裕司 投 手 小松市立 右投右打 180cm・83kg
スリークォーターから繰り出される速球はMAX145km。変化球でで内角をガンガン突いてくる制球力と勝負度胸は中継ぎ先発問わずに使える才能はある。

【4巡目】
・青木 宣親 外野手 早稲田大 右投左打 175cm・77kg
三拍子揃った選手で、プロでも充分3番を打つセンスは持っている。鳥谷ばかりが目立っている早稲田であるが、2番として黄金時代を支えた事は事実。外野の一角を崩したい。

【5巡目】
・吉田 幸央 投 手 城郷 右投右打 180cm・74kg
東海大相模を退部後、高校を入り直して開花する。145km速球は強い球筋で、スライダーを駆使して三振を奪い取る。打撃の才能もあり馬力は充分、130M級の当たりを打つ事も出来る。。

【6巡目】
・佐藤 賢 投 手 明治大 左投左打 177cm・88kg
左のサイドの特徴を存分に活用し、打者を翻弄する。多彩な変化球を使って緩急をつける姿は安田猛(元ヤクルト)の再来といえる。

■戦力分析■

エース藤井の故障は誤算であったが、それでも3位に食い込むチーム力は天晴れである。
先発は石川を中心にベバリンの左右の両輪でシーズンを支えた。他には高校生ルーキーの高井が1年間働き、鎌田も成長を遂げた。ホッジスは自滅し帰国するも石堂が計算できる働きを見せだした事は収穫である。坂元・館山まで返信を遂げれば充分エース藤井の不在もカバーできるだろう。ここにルーキーが食い込んできたら競争は激化し良い循環になるはずだ。
中継ぎはロケットボーイズの確立で勝ちパターンは計算できる。河端・山本・花田・山部など豪華な顔ぶれが中継ぎに控えていることは心強い。ストッパーは、高津が移籍する可能性があるのは不安要素ともいえよう。ただ、近年の投球からは絶対的なクローザーとしての役割を担っておらずこれを気に五十嵐・石井のどちらかを抜擢することも考えられるだろう。高津の穴は埋まると考えて問題ない筈。

打撃面ではペタジーニが抜けた穴をラミレスの躍進でカバーした。鈴木(健)の復活も心強く、稲葉・古田・宮本と嫌らしいバッターが揃っている。ただ、岩村以外のレギュラーが高齢化をしている事もありうまく若手へのシフトを図る必要はあるだろう。それ故に野手の指名が1名だった事が気に掛かる所だ。
古田の控えを獲得は今年はなく、当面米野を英才教育していく方針だろう。ただ、競争が少ないことも事実でありうまく移行をしなくては古田引退後、捕手が弱点になる可能性は高い。

当面投手力は安定していると思われるが、野手が若手への移行が遅れている。5年後のチームビジョンが立たずそろそろ本気になってポスト古田を育て上げないと危険である。チームの命運は’古田’というキーワードが全域を占めていると言っても良い。

2003年12月17日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
谷選手3億円の大台へ。オリックスの中で明るい話題を振り撒いているので祝儀の意味合いもあるのだろう。おめでとうございます。

さて、皆さんの日記でも良く触れられている名球会が入会条件を見直したようです。まぁ投手分業制が進んでいるので当然の流れだろう。
ただ、いろんな疑問もあるけれど別に触れないでおこうと思う。

明日は名古屋に出張。もしかしたら泊まりになるかもしれない。是が非でも日帰りして日記を更新するぞ!
今日はパリーグ4位になった千葉ロッテマリーンズの戦力分析です。
ボビーを新監督に迎えどういった戦いを見せるだろうか?

■マリーンズを去る選手■

【引退】
・高橋薫 
・福沢洋一
・山本保司
・橋本武広

【自由契約】
・ロバート・ローズ     →春季キャンプで退団
・ブライアン・シコースキー →讀賣移籍の噂がある
・リック・ショート
・デリック・メイ
・ホセ・フェルナンデス
・黒木詢士 
・山崎貴弘
・大村巌
・井上貴朗 →現役続行を希望
・伊与田一範 →現役続行を希望 大阪近鉄結果待ち
・代田建紀 →現役続行を希望

■マリーンズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ベニー・アグバヤニ 外野手・3Aオマハ
・李承? 内野手・韓国サムスン

【テスト入団】
・曽我部直樹(阪神)
・谷浩弥  (讀賣)
・浜名千広 (ヤクルト)

【FA宣言選手契約締結合意獲得?】
・小宮山悟 (元メッツ)

■マリーンズに新入団する選手■
【1巡目】
・内 竜也 投 手 県川崎工 右投右打 182cm・70kg
無名の公立校から、千葉ロッテの1位指名。MAX145kmの速球はまだまだ球速をあげる事が期待でき、魔球高速スライダーは高校生レベルではトップクラスと言える。将来のマリンエースになる事を期待したい。

【3巡目】
・杉原 洋 投 手 開星 右投左打 185cm・75kg
長身から繰り出される投球は、打者目線で2階から投げられるような錯覚を覚えるか?カーブとスライダーが持ち球で、下半身強化で球速をUPさせれば活躍が期待できる。

【4巡目】
・田中 雅彦 捕 手 近畿大 右投右打 175cm・75kg
PL学園2年時にあの横浜との17回死闘に途中出場。大学進学後に捕手としてレベルを上げた。内野で鍛えてもレギュラーを取れるほどのフットワークがすばらしい。二塁への送球は一番の魅せどころか?

【5巡目】
・三島 輝史 投 手 大阪桐蔭 右投右打 182cm・80kg 
将来性豊かな本格派右腕。スライダーが持ち味で高校レベルでは高い質を持っていた。球速も140中盤まであげてきており、一回り大きくなるトレーニングをすれば期待ができる。

【6巡目】
・成瀬 善久 投 手 横浜 左投左打 179cm・73kg
腕の振りがきっちりしているのでまっすぐが見た目以上のスピードを発揮する。多種多彩な変化球で打者を追い込み、速くない速球で見逃し三振の実戦派。星野伸(元阪急・オリックス・阪神)のようなタイプになりたいだろう。

【7巡目】
・藤井 宏海 投 手 福井 右投右打 170cm・70kg
170cmという小柄な身長であるとは思えないマウンド姿。高速スライダーと速球で、春の選抜で奪三振ショー。体力をつけて一軍に食い込みたい。

■戦力分析■

ボビーが復帰するが相変わらずの投高打低のチームは継続。どれだけ上位に食い込めるだろうか

先発はカリスマエース黒木(知)が、復帰できなかったものの清水(直)とミンチーの二枚看板で29勝。そこに渡辺(俊)・小林(宏)で19勝をあげる活躍。小野と加藤抜きでここまで出来るのは立派といえる。酒井や鈴木の控えており、ルーキーたちも粒ぞろいである。
中継ぎ抑えに関しては、五輪代表のストッパー小林(雅)を中心とした勝ちパターンを演出したが、中継ぎ陣がパッとしない。唯一の計算できたシコースキーが解雇という判断には理解不能で勝ち試合で投げぬく中継ぎ強化が急務である。ドラフトでも高校生を5名指名し、将来性は豊かな計画であるが目先の中継ぎは川井・戸部・神田・舩木・藤田で凌ぐしか策はないか?
5年後この投手力は本当の輝きを見せるのではないかと感じている。

ただ、問題は打撃面。ロバートローズの代わりに獲得したホセは充分の働きを見せるも無残にも退団。3割打ったショートも同じく退団。新加入のアグバニヤと李承?もどれ程活躍できるか未知数といえよう。李承?にいたっては2年後にはメジャー挑戦を視野に入れており、千葉ロッテで長く在籍するつもりはないようだ。
今季絶好調だった堀も35歳という年齢。確実に率を残す福浦をクリンナップに据えるのか、今季どんぴしゃにはまった2番起用をするのか鍵を握るだろう。ただ、絶対的に野手が不足しているのに対してドラフトで田中1名の指名は如何に投手力を重視しているかが良くわかる。澤井・喜多もこれといって伸びを感じず、西岡・早坂に期待するのは酷な話か?
捕手も里崎・清水・辻といったレベルでの戦い。いずれの選手も30歳未満である事で競争する環境は出来ている。ただ、帯に短し襷に長しの感は否めないが・・・。

現時点での不安要素は大きすぎる。野手陣営の計算が出来ない部分が大きく、若手の台頭も遅れている。ただ、投手力への投資はなかなかのもので前述にも説明したが今年5人の高校生指名は5年後すばらしい投手王国へのし上げる可能性を秘めている。
将来的には明るい投手力。目の前の戦力は野手を中心に層が薄い厳しい現実。この戦力でどれだけボビーが暴れてくれるか期待したい。

2003年12月16日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
下柳はんが国内なら阪神一本化という報道がありました。愛犬のお世話を球団がするそうで、特別待遇ですね。あとは、メジャーの夢をどう処理するかですね。好条件を蹴ってまで海を渡るか否か。注目したい。

今日は仕事で徹夜になる可能性が高いので早めに更新しておきました。明日はヤクルトの戦力分析をする予定です。お楽しみに。

以上
今日はセリーグ3位になった私の大嫌いなチーム讀賣の戦力分析です。
出来れば考えたくないですけど、12球団すべてやると宣言してしまった手前、正直気乗りはしませんがさせていただきます。

■讀賣を去る選手■

【自由契約】
・ロドニー・ペドラザ
・コリー・ベイリー
・ゲーリー・ラス 
・川相昌弘  →中日テスト入団
・西山一字  →現役続行を希望
・谷浩弥   →千葉ロッテテスト入団 
・石川雅実  →現役続行を希望
・宮崎一彰  →西武テスト入団
・山下浩宜  →現役続行を希望
・高野忍   →現役続行を希望
・吉永幸一郎 →現役続行を希望

【トレード】
・根市寛貴  →大阪近鉄
・入来祐作  →日本ハム

■讀賣に移籍入団する選手■

【トレード】
・小久保裕紀(福岡ダイエー) 無償
・三沢興一(大阪近鉄)
・井出竜也(日本ハム)

■讀賣に入団する可能性のある選手■

【???】
・タフィー・ローズ(大阪近鉄)      未確定
・ブライアン・シコースキー(千葉ロッテ) 未確定

■讀賣に新入団する選手■
【自由獲得枠】
・内海 哲也 投 手 東京ガス 左投左打 185cm・82kg
オリックスの1位指名を拒否してから3年後、社会人で成長する限度の壁にぶつかった模様。期待していた程成長していない感は否めないが、インターコンチ杯に選出される素質は充分。縦カーブが必殺球。社会人が遠回りでなかった事を証明できるか?

【2巡目】
・西村 健太朗 投 手 広陵 右投右打 184cm・79kg
センバツ優勝投手でアウトローへのコントロールは抜群。甲子園で見せたスライダーはすぐにでもプロに通用する可能性を秘めている。讀賣以外なら社会人へという発想を未だに抱いている所がプレーにどのように影響を及ぼすのか興味がある。

【4巡目】
・平岡 政樹 投 手 徳島商 右投左打 179cm・74kg
MAX147kmまで球速が成長したが、フォームを改善すれば急速UPも望めるだろう。左打者に対するスライダーのキレは一級品の変化球といえる。

【5巡目】
・岩館 学 内野手 東洋大 右投右打 177cm・76kg
ショートの守備は安定感があり、内野どこでも守れる器用さもある。俊敏なな動きが出来る遊撃手で、打撃面でも勝負強さがある。

【6巡目】
・山本 賢寿 投手 帝京大 右投右打 186cm・82kg
1試合17奪三振をMAX148kmの速球にスライダーとフォーク交えて達成した。コントロールが課題事項で下半身強化が望まれる。

【7巡目】
・佐藤 弘祐 捕手 東北 右投右打 186cm・79kg
東北を夏準優勝にまで押上げたインサイドワークが持ち味。捕球もレベルが高い事が印象的。強肩と打撃面をアピールしてプロの水に慣れたい。

【8巡目】
・南 和彰 投手 福井工大 右投右打 184cm・84kg
北陸大学リーグで24連勝。北陸では無敵を誇った。今年は肩を痛めたが、潜在能力は充分。下位指名の意地を見せるか。

■戦力分析■

正直、ここの球団については本当に興味が無いので分析したくない。ただ、ある程度情報として私見も交えながらまとめようと思う。
しかしながら小久保の無償移籍やローズの獲得など、話題の絶えない球団であるなと実感する。今回は純粋にプロ野球の戦力だけを語りたい。

まずは先発陣営。上原を中心とし、木佐貫・久保・林などが計算できる若手である。昨年活躍した真田なども先発の一角を担いたい。ベテランの桑田・工藤が働かなくても故障していた高橋(尚)が控えているので若手主体の投手陣営が出来たといえる。ここにルーキーの内海や西村などを加えると競争は激化するだろう。下位指名の選手などは一度も一軍に呼ばれずにトレードに出される可能性も秘めている先発陣だらけの投手が揃っている。
だが、弱点ともいえる中継ぎから抑えにかけてこれといった人材がいないことは事実。先発が完投すれば問題はないが、野球はそれ程甘くない。中継ぎのスペシャリストの不足は必ずシーズンを通した歪みになるだろう。伝統的に先発からあふれた投手が腰掛け程度に中継ぎをする程度しか考えていないようで、今年と同じ惨劇は繰り返される可能性は充分に高い。ある意味期待が持てるとだろう。
そこでウインターミーティングのシコースキー獲得を示唆する報道は少しマシな補強と言えよう。獲得するなら計算できる中継ぎになる筈だ。

野手は説明は要らないですね。たくさん皆さんが知っているような選手が多いことで。
ただ、これだけは分かっている事だが高齢化が進んでいる野手の中で5年後どれだけの選手が残っているだろう?ドラフトで内野手1名・捕手1名はあまりに少ない気がする。ただ、選手が足らなくなった場合はよそから獲得する事が得意技だから心配は無用なのか?

練習をしない二軍選手たちを多く抱え、よそから有力選手を獲得し目の前の勝利を獲得するコンビニ野球はいつまで続くのか。
オーナーを変えない限りこのチームの将来は明るくないだろう。

2003年12月15日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今日のこの時点でローズの入団は確定していないが、ほぼ決定との報道があったので前提として戦力分析に交えました。
嫌いなだけにやはり情報量は少なかったです。毎年この球団の入団発表の時感じる事は今が人生の中で絶頂期な選手が半分はいるんじゃないのかなという事です。あれだけ補強されたら育てながらレギュラーを取れるような若手はいない。新人から出場できる選手はドラフト上位のエリートのみ。私が野球選手ならこのチーム以外の11球団に入るだろうなと感じているわけであります。

さて、明日は千葉ロッテマリーンズの分析です。ボビーカラーがどれだけ浸透しているか楽しみでもあります。
今日はパリーグ3位になった大阪近鉄バファローズの戦力分析です。

■バファローズを去る選手■

【引退】
・五十嵐章人 
・高塚信幸
・武藤孝司

【自由契約】
・タフィ・ローズ 
・小野仁  →ツインズとマイナー契約へ(12/9)
・松本拓也 →現役続行を希望
・島田直也 
・覚前昌也 →現役続行を希望
・寺村友和 →現役続行を希望

【トレード】
・門倉健  →横浜
・宇高伸次 →横浜
・前川勝彦 →阪神
・三沢興一 →讀賣

■バファローズに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ラリー・バーンズ 内野手・3Aラスベガス

【トレード】
・福盛和男(横浜)
・矢野英司(横浜)
・川尻哲郎(阪神)
・根市寛貴(讀賣)

【テスト入団】
・戎信行(ヤクルト)

■バファローズに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・香月 良太 投 手 東芝 右投右打 180cm・81kg
  柳川高校時代は甲子園で春夏連続ベスト8でドクターKぶりを発揮。日本選手権ではベスト4にチームを導いた。今季は右肩痛に悩まさせられたが、左右の制球抜群で、重い速球で楽に追い込んでキレるスライダーとナックルで三振を奪い取る。

【2巡目】
・吉良 俊則 外野手 柳ヶ浦 左投左打 180cm・78kg
  甲子園に出場した通算54本塁打の高校生No.1スラッガー。鋭いヘッドスピードが本塁打量産を呼び込む。外角攻めは左中間へ運ぶリストの強さと内角は引っ張る事を念頭に置いたヘッドの返しでスタンドまで運ぶ。ポストローズと期待するのは酷であるが、充分大打者になる素養は秘めている。

【4巡目】
・坂 克彦 内野手 常総学院 右投左打 179cm・73kg
  高校生レベルの内野手ではトップクラス。守備力は抜群で正確さがウリである。それに加えて振りの強い打撃をもっており、一発を打つ力も充分。

【5巡目】
・新里 賢 捕 手 法政大 右投右打 177cm・80kg
 強肩がウリの捕手で、インサイドワークで特徴を出してければ捕手としてよいムードを作る事が出来るだろう。

【6巡目】
・中本 和希 内野手 近畿大工学部 右投左打 177cm・72kg
  持ち味はリズム感ある守備と瞬発力を生かしたベースランニング。打撃面ははレベルの高いの投手への対応力が課題。この問題をクリアすれば走攻守の揃ったリードオフマンになるだろう。

【7巡目】
・栗田 雄介 投 手 千葉工大卒 左投左打 173cm・78kg
  宮城建設の廃部で入団テスト受験、見事指名にこぎつけた。馬力を感じる投球で、140km前半の速球とスライダーで攻める。ファームで鍛えて一軍で開花するか?

■戦力分析■

投手陣営は岩隈・パウエルの2本柱を中心にローテーションを形成。ここに2年目の阿部健やバーンが入り込む。そこにルーキー自由枠香月やトレード入団の川尻・福盛、故障していた高木や谷口・山本など虎視眈々といった布陣で頭数は揃っている。

リリーフ陣営は最後まで大塚の穴を埋める事が出来ず、高村・吉田のWストッパーで凌いだ。来期も勝ちパターンは同じ形を取る様子。肝心の岡本が不調で不安が残る状態。そこに三澤までトレードで放出し、小池や愛敬だけが計算できる戦力か?ここはルーキー栗田にもつけいる隙はあり、宮本の成長にも期待できる。後は左腕獲得が急務と言えよう。

打者は中村の不調と怪我、ローズの退団で整備が必要だろう。だが、他の選手もいてまえ打線を形成するだけあって迫力は充分。走る気を取り戻した大村を先頭に吉岡・磯部の主軸。阿部真の躍進に、星野・北川のサブとは思えない活躍ぶり。中村が復調を見せればローズの穴は埋まるといえよう。ただ、高齢化が進んでいることも事実。若手のレギュラーが少ない。この部分を吉良・坂のルーキーに期待をしたい。

捕手は完全な弱点といえる。ここ数年で正捕手といえる選手は出てきていない。新里1人増やしたところで特に競争は激化しないのではないかと感じている。

高校生下位指名をファームで鍛えて育て上げる方針を掲げている大阪近鉄。岩隈や阿部健などの成功もあるので、野手でも吉良や坂が将来的に出てくる事を期待したい。
豪快な大阪近鉄らしいチームに今後も進んでもらいたい。

2003年12月14日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
フセインが拘束されたようですね。全世界をこのニュースが今日響き渡ったのではないのでしょうか?
しかしこういうニュースがあればすぐにNHKにチャンネルを変える私は平凡の日本人の1人なんでしょうね。

では、明日は2003年セリーグ3位の球団について戦力分析いたします。

PS.シマジョー様お気に入りに登録させていただきました。
今日はセリーグ2位になった中日ドラゴンズの戦力分析です。
来年からは俺流采配落合新監督が采配をとります。

■ドラゴンズを去る選手■

【引退】
・神野純一 →チームスタッフ

【自由契約】
・ケビン・ミラー → 来日せず
・エディ・ギャラード →ウエーバーで横浜
・イバン・クルーズ
・栗山聡 →オリックス打撃投手
・木村昌広  →現役続行を希望
・福沢卓宏  →現役続行を希望
・山崎賢太  →現役続行を希望
・藤立次郎 →西武テスト入団
・洗平竜也 →社会人野球 東海REXへの移籍

【ポスティング移籍】
・大塚晶則 → パドレス

■ドラゴンズに移籍入団する選手■

【テスト入団】
・川相昌弘(巨人)
・筒井正也(広島)

■ドラゴンズに新入団する選手■
【1巡目】
・中川 裕貴 内野手 中京 右投右打 176cm・76kg
  高校生スラッガーとして右の雄。柔軟にボールを捉え、抜群のリストの強さで左右に長打を飛ばす才能に将来性を感じさせる。ドラゴンズの主砲に育つ素材は十分になる。

【3巡目】
・石川 賢 投手 八戸大 右投右打 183cm・92kg
  大きな体格から投げ込まれる150kmの速球は、手元で揺れたりする特徴を持っている。主にストッパー役で昨年の大学選手権ベスト8進出に貢献。縦の変化と直球で冷静沈着な投球。大塚の穴を埋める事は出来るか?

【4巡目】
・佐藤 充 投 手 日本生命 右投右打 190cm・83kg
  潜在能力は大学時代から評価されており、社会人で伸び悩みしたが、昨年の日本選手権でMVPを獲得し復活。長身をを活かした投球で、押し込める投球が持ち味。

【5巡目】
・中村 公治 外野手 東北福祉大 右投右打 186cm・83kg
  打撃から荒さが目立つが身体能力抜群で、走れて刺せる肩は外野手として大きな武器となる。打撃力も備えており当たればデカい。

【6巡目】
・堂上 剛裕 内野手 愛工大名電 右投左打 180cm・84kg
  高校通算本塁打は40発超える愛知の主砲。広角打法を武器にプロではアベレージ打者で勝負するか?鉄砲肩を持っているが安定感がない事がマイナス材料。送球力を上げれば面白い選手に化けるかも知れない。

【7巡目】
・川岸 強 投手 トヨタ自動車 右投右打 174cm・70kg
  立ち上がりのムラが少なくエンジンのかかりが早いのは中継ぎ向きの長所だが、一発病も持っている。シュートスライダーを駆使し、変化球で抑え込めるだろう。

【8巡目】
・小川 将俊 捕 手 日本通運 右投右打 187cm・86kg
  高校時から評判の好捕手だったが、大学時は故障に悩まされた。打力は大きい豪快な当たりを飛ばす力を持っている事が魅力。その豪快さとは想像できない柔軟性感じる二塁送球は安定感充分。

■戦力分析■

投手力は相変わらず層が分厚い印象を受けたシーズン。川上・朝倉の故障。バルデスの誤算がありながら、リーグ2位の防御率は立派と言える。野口の復調、平井や岡本の計算外と言っては失礼な働きに山本昌・紀藤のいぶし銀の活躍はローテーションを楽にさせた。来期はこれらの先発に加え、平松・久本・山井の先発予備軍、ルーキー佐藤や長峰・高橋聡・中里という若い層も控えている。投手力は十分感じられる。

中継ぎには神様やジョーカーなどいろんな比喩をされる絶対的な存在岩瀬を中心に落合。磐石の布陣といえよう。遠藤や山北、川岸なども控えておりリリーフへの重要視度合いが良くわかる。大塚が移籍して空くストッパーには石川を指名したい。実力はかなりのレベルが高い筈。期待できるだろう。今シーズン一試合平均4.29人登板させた中日だけあって中継ぎは来期も続くだろう。

逆に打撃面では和製大砲が不在という問題は来期も継続するだろう。現状では福留と新外国人での対応をし、瀬間仲と櫻井の左右の候補と中川・堂上など競争で勝ち取った若手に四番を任せたい。
外野陣営はアレックス・福留で右中間は固められるが、レフトがそろそろ1人に固めたいのが本音。関川・大西で対応できるが、若い芽が育つ事を期待したい。新人の中村にもチャンスはある。

捕手は谷繁を中心に若手の前田、他には田上くらい。落合新監督もレギュラー無しで競争させる方針を掲げており、小川の指名には納得できる。谷繁が万全のうちに若手候補を育てておく意味では高校生を指名したかった気がする。当分は谷繁で大丈夫だが油断は出来ないだろう。

投手力は強いので和製大砲を育て上げれれば充分の戦力が整う。地元名古屋の戦力で固めて将来的に優勝を目指したい。

唯一気になる所は、日本一人気者の投手川崎がチームでどういった影響を及ぼすかが気に掛かる。
俺流采配をじっくり拝見させてもらおう。

2003年12月13日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

明日は大阪近鉄の戦力分析を行ないます。
今日はパリーグ2位になった西武ライオンズの戦力分析です。
来年からは伊原監督から伊東新監督が采配をとります。

■ライオンズを去る選手■

【引退】
・伊東勤 →西武ライオンズ監督
・小牧雄一 →チームスタッフ

【自由契約】
・スコット・マクレーン
・水尾嘉孝 →現役続行を希望
・竹下潤  →現役続行を希望
・宮地克彦 →ダイエーテスト入団
・細見和史 →阪神テスト入団

【FA移籍】
・松井稼頭央 → ニューヨーク・メッツ

■ライオンズに移籍入団する選手■

【テスト入団】
・藤立次郎(中日)
・宮崎一彰(讀賣)
・武藤潤一郎(日本ハム)
・小野剛(投手・元讀賣)セリエA2・サンマリノより日本球界復帰

■ライオンズに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・山崎 敏 投 手 平成国際大 左投左打 172cm・70kg
  速球はMAX150kmを出せて、スライダーもよくキレる球を持っている。中継ぎでの即戦力として期待できるが、その為には調子の波幅を狭める事が必須。

【2巡目】
・黒瀬 春樹 内野手 県岐阜商 右投右打 180cm・83kg
  ポスト松井候補として指名を受けたが、それに恥じないリストの強い打力は通産40本塁打と兼ね備えている。大型内野手でありながら不器用さを感じさせない強肩。素材は十分。

【4巡目】
・松川 誉弘 投 手 港 左投左打 177cm・70kg
  流麗なフォームから、MAX142kmの重い直球。縦横のスライダーを駆使しフォーク交えて三振を奪う。右打者に対しても臆せず投げ込める強みを持っている。

【5巡目】
・松坂 健太 外野手 東海大仰星 右投右打 186cm・82kg
  遠投120m級の強肩と両翼に対してカバーが出来るセンターの守備力。勢いのあるランニングは外野の間を割ることで三塁まで到達できる足もウリである。

【6巡目】
・岡本 篤志 投 手 明治大 右投右打 177cm・76kg
 球速はMAX148kmを武器に鋭く縦に割れるスライダーを持ち味に打ち取る。調子が良い時はテンポ良く抑え込めるが、荒れると手がつけられない脆さを兼ね備えている。

【7巡目】
・佐藤 隆彦 捕 手 法政大卒 右投右打 184cm・100kg
  元フィリーズ1Aの大型捕手。強肩とパワーが魅力である。

【8巡目】
・杉山 春樹 投 手 専修大卒 右投右打 187cm・89kg
  松坂大輔クラスと騒がれた竜ヶ崎一時代。本格右腕で、専修大卒業後に浪人してプロ指名にこぎつけた。

■戦力分析■

今季は成績が伴わなかったが、投手力は光るものがある。エース松坂を大黒柱に今年躍進の後藤。ムラッ気が見え隠れするも11勝左腕三井も計算できる。台湾コンビ許・張もこのままでは終わる訳には行かない。西口・石井貴も老け込む年齢ではなく、鳥谷部・小野寺・長田といった押し上げも期待を持てる。ルーキーの松川には将来を背負う左腕への成長を期待できるが、3・4年は時間が掛かるだろう。あと竹内以外の若手投手が出てきて西口・石井貴を驚かせることになれば面白い事になる。期待度充分の先発投手陣営だ。

森→豊田の絶対的な方程式を持っている継投は相変わらず健在。ただ、シーズン終盤に捕まるシーンもしばしば見受けられた。間抜けな事で登録抹消した豊田は気持ちをコントロールする事が求められる。
中継ぎでは土肥や帆足で形成していく考えか?水尾の退団もあり、ルーキー山崎・岡本にもチャンスは充分ある。テスト入団の武藤・小野もこの中に食い込んで来れないようだと来年の契約はないかもしれない。正念場といえるだろう。

野手は松井が抜けた穴は相当大きく、140試合守れる遊撃手はいなくなった。ただ、中島や水田、平尾などで競争をする事で結果的にレベルUPに繋がればよい傾向になる。黒瀬を2巡目で指名した意図もこの辺りからだろう。1年目からチャンスはあると思われる。将来140試合守れる遊撃手を育て上げたいものだ。

大島がクリーンナップの一角を担う外野は人材不足気味。小関や柴田は既に中堅の年齢で若手の高山・赤田もイマイチパッとしない。和田もDH起用が増えることから、テスト入団の藤立・宮崎にチャンスがめぐる。強いてはルーキーの松坂が一挙にポジションを奪い取るなんて事もありえるかもしれない。

伊東が退いた捕手は細川が一歩リードか?ただ経験は野田の方が持っており、正捕手争いが混沌とする事だろう。

松坂大輔以来大物を獲得に行かないドラフトで、かつての根本西武黄金時代のような強引さが感じられなくなった。
資金力もあるチーム故に今後どういった行動を取るか注目できる。もしや来年オフにはあっと驚く補強をするのかもしれない。

2003年12月12日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今日は今年を表す漢字に「虎」が選ばれた。
日本一の鷹を抑えての選出だ。ちなみに私は昨年の「帰」と言う文字の発表の時にこのような内容をHPに公開していたみたいです。
http://www.sakai.zaq.ne.jp/royal_partner/kenkyo/isacolumu.htm#torauma47
予言的中!
えらいもんですわ。ではでは明日は中日の分析を行います。

以上
今日は18年ぶりにセリーグを制した阪神タイガースの戦力分析です。
監督も星野監督から岡田新監督に変わり、コーチ陣営も一気に変更されます。

■タイガースを去る選手■

【引退】
・広沢克実 →野球解説者
・東辰弥 →育成担当補佐に就任

【自由契約】
・ルー・ポート
・トレイ・ムーア
・柴田佳主也 →ダイエーテスト入団
・岡本浩二  →現役続行を希望
・梶原和隆  →現役続行を希望
・吉本亮   →現役続行を希望
・田中聡   →現役続行を希望
・曽我部直樹 →千葉ロッテテスト入団

【トレード】
・谷中真二 → オリックスへ
・斉藤秀光 → オリックスへ
・川尻哲郎 → 大阪近鉄へ

■タイガースを去る可能性のある選手■

【FA宣言】
・下柳剛 →国内なら阪神・横浜の2球団に絞られた。

■タイガースに移籍入団する選手■

【外国人新入団】
・ラモン・モレル 投手・台湾興農 右投右打
・マイク・キンケード 外野手・ドジャース・右投右打

【トレード】
・竹下慎太郎(横浜)
・牧野塁   (オリックス)
・葛城育郎  (オリックス)
・前川勝彦 (大阪近鉄)

【テスト入団】
・細見和史(西武)

■タイガースに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・鳥谷 敬 内野手 早稲田大 右左 179cm・82kg
 大学球界No.1遊撃手。聖望学園時代から投打で注目され、大学入学後は2年春にで三冠王獲得、最終シーズンも首位打者を獲得した。打撃面では左腕の変化球に脆さある気がするが、将来は3割30本30盗塁も狙えるスター候補。

【自由獲得枠】
・筒井 和也 投 手 愛知学院大 左右 184cm・84kg
 愛知大学リーグで1年秋から無敵の24連勝は、レベルを考えれば当然。クロスファイアーと内外角に落ちる変化球で全国でもドクターKぶりを発揮。自滅するようなタイプではなく安定感は完成されたプロの投手といえる。

【4巡目】
・桟原 将司 投 手 新日鉄広畑 右右 182cm・85kg
 横手投げで140km中盤の球威で勝負する。だが、社会人時代、長打を食らっており、怖さが感じられない。独特の変化を持つスライダーを持っているが、一巡するとボロが出やすいタイプ。中継ぎで勝負をかけたい。

【5巡目】
・小宮山 慎二 捕 手 横浜隼人 右右 177cm・78kg
 強肩捕手で、自慢をせずに常に刺せる位置に投げようとしている意識の高さは、他の高校生捕手とは違う次元の意識。高校生捕手で屈指のレベルである事は明白で今後タイガースの育成次第では大化けする可能性を秘めている。

【6巡目】
・庄田 隆弘 外野手 シダックス 左左 183cm・80kg
 センターを守らせてもいい俊足と強肩がアピールポイント。打撃も左打席から大きな当たりを飛ばす力と基本に忠実なセンター方向へはじき返す素養も持っている。

■戦力分析■
圧倒的な強さで18年ぶりにセリーグで優勝を果たした阪神タイガース。本塁打こそリーグ5位であったが、打線のつながりは驚異的であった。ただ、野手レギュラー陣並びに投手陣はベテランに差し掛かる年齢が気に掛かる。

投手陣は先発井川が絶対的な支柱になっており、伊良部・ムーア・下柳で合計33勝をあげた。今日時点でムーアは退団。下柳も残留の可能性はあるが現時点では不明で計算が出来ない。ただ、若手の台頭も目立ってきており、今季ルーキながら5勝と台頭した久保田をはじめ杉山・藤田・藤川ドラフト上位トリオが控えている。尚且つ、怪我から復帰した福原、ベテランの円熟味を見せたい藪、今季中継ぎとしてMVP的な活躍をした安藤も先発候補の一角を担う。(個人的に安藤はセットアッパーとして使いたい気持ちはあるが監督の方針は先発のようだ) ここにルーキーの筒井や大阪近鉄から移籍の前川など虎視眈々と先発の座を狙うだろう。
ただ、大エース井川が全ての命運を握っている事も確かである。

今年、最強のつなぎを見せた中継ぎ陣が不安要素として挙げられる。ジェフ(ウィリアムス)&リガンといった03年活躍組みに加え、台湾のセーブ王モレルの加入。キンケードも加入した為、外国人選手枠の問題に引っかかる選手が1名出てくる。誰が一軍から漏れるのだろうか?(決してモレルと駄洒落を言っているわけではない)
ジェフを抑えに置く場合、中継ぎで左投手は吉野だけ。後はほとんど計算が出来ない。トレード獲得の竹下・前川、2年目を迎える三東・中村泰などが頼りになる状況。他の中継ぎも安藤が先発に行く事によって手薄になる。移籍の牧野やルーキーの桟原が活躍してくれれば面白いかもしれない。あと鳴尾浜で鍛えている加藤・中林・新井智・田村などの未完の大器組も先発中継ぎ問わずに経験を摘めばよい流れになるだろう。

打線はテーマは「つながり」が重要と思われる。新監督は一発攻勢を考えているが、甲子園を本拠地にするチームとしては少し考えものと思われる。

そんな中完成されている打線の中で、新加入の鳥谷レギュラーを取れるかが興味の的。藤本も3割を打った事で自信になっている筈。お互いに力を切磋琢磨できれば良い流れになるだろう。他のポジションも各選手がレギュラー争いをしており、現時点でレギュラーが確定しているのは捕手矢野くらいか?他は多かれ少なかれポジションが争いがあるのだろう・・・。この中に鳴尾浜組みから押上げ等あれば、3年〜5年は弱点は見つからないといえる。捕手も矢野を支える野口、今年英才教育を受けた浅井。狩野や中谷などの次世代にも期待したい。そこにルーキー小宮山の加入。うまく矢野がレギュラーを張るうちに次の正捕手を育て上げる必要がある。

ただ、関西の過敏なマスコミの取材攻勢など野球以外の要素にも敵がいる為に油断は禁物である。優勝ボケをしないように締める事が大切かもしれない。

2003年12月11日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
入来投手と井出外野手のトレード成立。まぁ大分と前から噂になっていましたからね・・・。これで、タフィーは背番号20をつけるのかな?今一度思いなおしてほしい。56本の夢は捨てていいのか?と問い詰めたい。

というわけで明日は松井が抜けた西武ライオンズを分析したい。

以上
少し遅れたが、今日から12球団の新戦力を私なりに分析したい。
まずは、日本一に輝いた福岡ダイエーホークスからはじめます。

■ホークスを去る選手■

【引退】
・坊西浩嗣 

【自由契約】
・マット・スクルメタ 
・ブライアン・ネルソン
・陳文賓 
・杉山俊介 →現役続行を希望
・渡辺正和 →現役続行を希望
・関屋智義 →現役続行を希望
・大越基  →現役続行を希望
・松田匡史 →現役続行を希望

【無償トレード】
・小久保裕紀 → 讀賣へ

【FA移籍】
・村松有人 → オリックスへ

■ホークスに移籍入団する選手■

【テスト入団】
・柴田佳主也 (阪神)
・河野昌人(広島)  
・宮地克彦(西武)

■ホークスに新入団する選手■
【自由獲得枠】
・馬原 孝浩 投 手 九州共立大 右投右打 181cm・77kg
 日米大学野球選手権ではエースとして最終戦で14奪三振。熊本市立高時代から140km超の本格派で鳴らしていた。大学時代にMAX151kmの速球に高速スライダーを武器ににカット、フォークと球種多彩。リーグ戦で8勝をあげた実績がある。

【2巡目】
・城所 龍磨 外野手 中京 右投左打 176cm・71kg
 強肩と動き抜群の外野守備で魅せる瞬発力がウリと思われる。打撃面はイチローと少し類似点がある。

【4巡目】
・明石 健志 内野手 山梨学院大付 右投左打 177cm・71kg
 守備はソツなくこなすタイプと言える。全体的なバランスの取れたセンスはあると感じられる。

【5巡目】
・榎本 敏孝 投手 西淀川 右投左打 178cm・76kg
 速球はMAX143km。ただ、ホークスとしては内野手として評価されての指名。肩に魅力がある。

【6巡目】
・金子 圭輔 内野手 志学館 右投右打 180cm・75kg
今夏県大会は7試合投げよくしなる投球で打者を翻弄した。実戦派の投手だが、打撃を評価され内野手で指名された。

【7巡目】
・三瀬 幸司 投手 NTT西日本中国野球クラブ 左投左打 177cm・73kg
岡山理大卒業後、クラブチームで力を蓄えたサウスポー。147kmの速球とスライダーで攻める。

【8巡目】
・竹岡 和宏 投手 元中山硬式野球クラブ 右投右打 191cm・93kg
元ブレーブス3Aからテスト入団。スリークォーターからクセのある速球で攻め、シュートとスライダーが持ち球。

■戦力分析■
日本一を支えた若き先発投手陣。平均年齢が来年で23.8歳という若さ。10年間はこの布陣で敵に脅威を与える事が出来るだろう。

そこに田之上・永井・星野の実績組や、小椋・山田などの先発予備軍を合わせるとかなりの分厚さになる。自由獲得枠の馬原も先発の座を約束された状況ではない。

逆に弱点として挙げられるのは「中継ぎ陣」といえる。右の岡本・左の篠原で勝ち試合を拾ってきたが、1年間信頼するのは少し?がつく。代わりに佐藤などの投手が実績を残せた事は、好材料。ただ、渡辺正和を自由契約にしテストで柴田・河野を獲得。ドラフトでは三瀬・竹岡を指名した。この中から吉田とのコンビは組む選手は出るのだろうか?

ストッパーはスクルメタの挫折もあり、1人に固定する事が出来なかった。後半は篠原で対応したが、来年は先発陣からあふれた速球投手(新垣など)が回る事も考えられる。どういう戦略を見せるか?

野手陣営は小久保の移籍があったが、来期も100打点カルテットは健在。川崎も一人前に成長できるだろう。村松がFA移籍する事は不安であるが、高橋・荒金・出口などセンターを守る候補はいる。あと、テスト入団で宮地やドラフトでの城所がどれだけ外野戦争に立ち向かえるだろうか?しかし、大越を何で自由契約にしたのだろう・・・。その後を同期の宮地が入団するとはなんと運命はいたずらなんだろう。

全体的には小久保問題をどのようにしてクリアにするかが、鍵である。下手すればチームが崩壊しかねない危機だったが、若き先発陣に不安はないのだろうか?

不安点は球団経営陣かもしれない。

2003年12月10日

以上

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
私の12月10日現在の福岡ダイエーホークスについての意見でした。如何でしょうか?
元広島の河野は今年ウエスタンで最多失点していたみたいですね。シドニー五輪で代表に選出されるほどの選手だったのにね・・・。

というわけで明日は阪神タイガース編です。お楽しみに。

話は変わりますが、部屋のストーブが壊れた。家族に修理に出すように依頼しておこう。もしかしたら新品を買う方が安いのかも・・・。この時期にストーブがやられるのは痛すぎる。
我が家には祖母が住んでいる。本の一ヶ月前に足を怪我して病院通いが続いていた。そして今日ついに風呂場トイレ階段に手すりが備え付けられた。あるとないでは全然違うみたい。少しでも楽をして頂き早く怪我を直してもらいたい。

そこで、野球場のバリアフリーについて少し考えて見た。私が今シーズン観戦に行った野球場は以下の通り。(去年より前の球場は覚えていないので今回は割愛)

・阪神甲子園球場
 バリアフリー化は全くと言って進んでいない。外野スタンドには車椅子での観客スペースは存在していないと思われる。段差も激しく存在している。
なにより入場門の前にある柵が車椅子の観客に取っては邪魔ではないかなと感じた。
古い球場だから仕方ない。満員になった際の外野自由席は人が通れない位観客が通路に座りはじめる。
なんとか改善してもらいたい部分である。

・大阪ドーム
 バリアフリー化は進んでいると思われる。エレベーターも完備されており、内外野問わずに車椅子の観戦スペースも存在している。段差が比較的少なく、近代的な作りと言う感想がある。

・ナゴヤドーム
 この球場も近代的な球場でバリアフリー化は出来ている。ゆっくり球場内を見回ったわけではないから何とも言えないが、甲子園よりかは見やすい環境のように思える。

・神宮球場
 私が入場した内野席は、階段だらけで車椅子では少ししんどい構造になっていると思われる。トイレも階段を何度も通らなくてはならない為に、バリアフリー化は進んでいない。この球場も古くからあるために仕方ないのか?

・福岡ドーム
 球場周辺には多く段差が存在していたが、中は気になる事が少なかった。ドーム球場ゆえの特徴なのかもしれないが、入場門が広かった。車椅子席があったか確認は出来ていない。

それ以外は今年はいけなかった。いろんな球場に行った事があるが、やはり古い建物は段差が多い事が目につく。昔の大阪球場の段差などは子供ながら非常にきつい勾配であった記憶がある。
こんなんでは車椅子で観戦するファンがゆっくり試合を楽しめる事が出来ない。なんとか改善をしてもらいたいものである。

やはり公共の施設などは早く全ての建物をバリアフリー化に進めてもらいたい。

そろそろたこ焼き食べて寝る事にしよう。

以上
多くの人が松井稼頭央選手のメッツ入りを書いていたので、今日はあえて私は書きません。まぁ個人的には遊撃手出来る球団に入団できて良かったと思う。

さて、本日阪神タイガースが新入団選手発表をしていた。
合計5名の新人が岡田新体制の一期生として活躍してくれる事を願いたい。背番号も鳥谷選手が1で、筒井投手が19になったようだ。背番号に負けない活躍をしてくれる事を祈りたいと共に、過度なマスコミからの取材攻勢に自分を見失わず野球に取り組んでもらいたい。
そろそろ今年のドラフトでかかった新人の戦力を見極めていきたいと思う。ある程度資料も揃った事だし、私の意見を皆さんに観ていただければありがたい事だ。

さて、今日は朝から名古屋出張だった為先週購入した「週べ」を持参し新幹線の中で読んでいた。日ハムの新しいユニフォームをゆっくり見たけど、なかなか面白いデザインだなという正直な感想。新庄がどんな着こなしをするのか興味がある。当然プレーもだけど・・・。
あと、データで振り返る2003年とあったが各チーム防御率が悪い事が良くわかる。ダイエーと阪神と中日以外は4点以上。これも昨今からの問題になっている飛ぶボールの影響なんだろう。飛ぶボールは派手な試合を演出できるが、どうも大味すぎて野球のしびれるプレーがはるような気がしてならない。1点を取り合う攻防に固唾を飲む。こんな場面を見るために球場に行くのだから。ラグビーのようなスコアにはなってほしくない。
しかし、これ一冊で十分楽しめる事が出来る。本当に野球好きにはたまらない本だと実感した。

では、朝5時半起きだったのでそろそろ寝る事にしよう。
昼過ぎに起床。流石に連日の飲み会は疲れる。
今日は久しぶりにマスターズを観戦する予定だった。しかし、14時にはまだ自宅にいた。あぁ遅刻や・・・。
友人と合流し、球場に着いた時刻は14:30だった。
マウンドには中田投手が立っていた。

大阪ロマンズ - 名古屋80D’sers 既に0-1で名古屋がリードしていた。
名古屋の横田選手が3回に2盗、3盗を決め、上川選手のタイムリーで1点を取った様子。
名古屋の先発郭源治投手は今季初登板、3回をゼロに抑えて降板した。
ふと頭の中で、彼の中華料理屋さんは繁盛しているのだろうかと感じていた。
大阪の中田良弘投手もも5回を投げて1点に抑える好投。ランナーを溜めるも粘りの投球であった。

試合は両チームチャンスを作るもタイムリー欠乏症で点が入らない戦いとなる。
球場の雰囲気は本当に野球が好きなんだろうと思われる家族連れや、少年野球チームなどが多くを占めていた。
イニング間にキャッチボールのボールをもらう為に大きな声でみんな
「田尾さ〜ん」や「彦野さんボール下さい」等と小さな子供たちが声を出していた。
特に私はこういうことには興味がないので、ボーっと見ていたらなんと田尾選手が投げたボールが私の目の前に
飛んできた。結局、右腕とお腹にあざを残して横のおじさんに奪われてボールGetならず。残念であった。
今度はきっちり取る練習をしておきたい。

さて、試合の方は高橋智選手のタイムリーで0-2となった。ロマンズ投手陣も踏ん張っているが如何せん点を取ってくれない。
数年前の阪神と同じような野球をしているようだった。
試合終了間際に大きなチャンスを得るも1点を返すのが精一杯。また、今日も大阪ロマンズが敗戦した。
私の大好きな伊藤(敦)投手はついに皆勤賞ならずであった。この日まで7試合全ての試合に登板していただけに相変わらずタフネス鉄腕サブマリンぶりを発揮している。次回観戦時は是非とも投げていただきたいものだ。

というわけで大阪ドームを後にしいつも通り、新世界で串かつを食して帰宅することとなった。
また明日から仕事頑張ろう。

忘年会2回目

2003年12月6日 日常
会社のボーリング大会に景品を用意しなくてはならない。大体は既に用意できているのだが、あと1個くらい1万円相当のモノを用意する必要がある。何にしよう。
我が家の様子から行くと断然DVDプレーヤー。今年は沢山のDVDが発売されて購入しようと検討中の為。PS2とか持ってないし、PCでは見る事出来るけどテレビに備え付けたいと言うのが本音です。ただ、多数決の結果USB対応のMP-3プレーヤーになりました。最近は安くなったんだなこの手の商品も。

さて、ボーリングの結果は21人中14位というありさま。また来年頑張ろうと思う。

宴会、ミナミで吉本芸人などとかが良く利用する店で大宴会。みんなで海鮮鍋をつつきあった。会社で仲の悪いもの同士の上司が隣同士になるニアミスした席で一緒に鍋を食べる。少し生きた心地がしなかった。それ程気を使っていたわけではないが、目の前の新人は「かちんこちん」に緊張していた。そりゃそうだろうね。事実上6人のテーブルで私以外は事実上の大阪No.1・2・3と同じ鍋をつつくわけだから・・・。社会人と言うのが良くわかったのではないかな?

それから2次会。気がつけば南海電車のない時刻。
あぁまたTAXIで帰らないと。結局予想通り、何もスポーツの記事を見る事が出来なかったけど、K-1とM-1のビデオを録画して置いたから、また明日見る事にしよう。

そういうわけで、明日マスターズリーグを見に行こうと思う。

以上

忘年会1回目

2003年12月5日 日常
今夜は今年初めての忘年会が開催される。そんな事から仕事も早目に切り上げなくてはならない。

さてそんな事を考えながら朝電車に乗ると、「川尻-前川」のトレードが成立したみたい。かねがね噂があっただけに特に驚きはしなかった。会社に着くとチャリティーオークションで4年前くらいに前川のグローブを8万円で落札した先輩が肩を落としていた。自分の大好きな選手がチームを離れる寂しさ、なんとなくわかる。私の場合、昨年伊藤敦規さんが辞めるときに相当へこんだ記憶があるから・・・。

そんなこんなで、夜は夜で26時ごろまで3次会をしていた。最終的に心斎橋の一風堂のラーメンで締めくくった。こんな遅い時間に炭水化物を取るのは健康に良くないと言う事は十分わかっているんだけれども・・・。今年はこんな時間にラーメン食べるのは絶対辞めておこう。

というわけで明日は会社でボーリング大会。そのままの流れで忘年会やね。テレビとか見れないので、野球ネタは少ないかもしれません。

以上
今日ネットで色々モノを調べていたらこんな情報が舞い込んできた。
http://www.www.daily.co.jp/baseball/2003/12/04/107163.shtml

イタリアで野球を続けていた元讀賣の小野剛選手が西武に入団したようだ。これまた異色な野球人生かなと。正直讀賣時代の彼の投球など1球たりとも見た事がないが、こういう苦労人には成功を納めて頂きたい。小野選手自身も相当の努力をしていかなくてはならないはず。頑張ってください。

 *元讀賣で小野選手と言えば大体左投げの小野仁投手を思い浮かべる人も多いだろう。彼は今年大阪近鉄を解雇されました。悪しからずです。

ヤクルトを解雇されていた戎投手がが近鉄入りしたそうだ。門倉投手をトレードに出したこともあり、先発投手がほしかった近鉄としては、良い選択かもしれない。ただ、怪我がどれだけ回復しているかがカギを握る事は確か。浪花の街で花を咲かせてほしい。最優秀防御率を受賞した頃の投球が戻れば期待は出来る。

狼主もいよいよ讀賣入りが秒読み段階になってきたようですね。あぁ認めたくない現実。なんとかならないものだろうか・・・。

そんなこんなで今日は行きつけのBarで久しぶりに顔を会わせたなじみ客としみじみ酒を酌み交わしたのであります。
よかった。新庄の入団会見のニュースがyahoo!のニュースカテゴリがスポーツだった。前回は映画の記者会見だったのでエンターテイメントにわけられていたはず。今回はスポーツと認識されたようで。良かった良かった。
さて、会見の内容だがやはり彼らしい楽しい雰囲気の会見になったようで、札幌ドームを2000人のファンが詰掛けたようである。異例の爆笑記者会見をニュースで見た。なんともおかしな発言をしていた。北海道を盛り上げるべく頑張って活躍してもらいたい。しかし、日公は元阪神の選手が非常に増えたなぁ。北海道日本ハムタイガーファイターズみたいなチームになってきたような気がする。
来シーズンどんなチームに返信しているか興味がある。ガッツ選手会長のもと、パリーグを盛り上げていただきたい。

1日前に見た秋田選手の退団会見はなんともいえぬ気持ちにさせられたことも事実。ジェフの中西選手といい、サッカー好きでない私でさえも知っている有名な選手が次々解雇されている事実を見ると・・・。なんとも寂しい限りですね。南海ホークスが往年の野村克也選手を解雇したことと少しダブった気がします。
Jリーグも大変なんだろうなとつくづく思った。

当分はこんな内容の更新になるのかな・・・。上原の代理人交渉についてコミッショナーななんとも思わないのか問い詰めたいと思う今日この頃である。

< 72 73 74 75 76 77 78 79 80

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索